部屋の住人
皆さんこんばんは。今日は僕が、アメリカで体験した信じられないようなホントの話をします。
今から話することは、作り話やネタなんかでは無く…何の前触れも無く突然やってきました。
その日は、F.L.Wの第3戦でアラバマ州のピィックウィックと言うダムで試合の2日めだった。朝早く並木さんを見送った僕は、軽い朝食を取り、お昼くらいまでゆっくり休もうと思いモーテルの部屋でテレビを見ながら横になっていた。(昔懐かしい、ナイトライダーとかやってる!)そのうち、前の晩の疲れのせいか(ボートのセッティング等で夜中までかかった)半分起きて半分寝ているような感じになっていた。すると金縛りの前兆が来て、“スコーンッ”って金縛りに遭ってしまった…《うわっ~やっべぇなぁ…でもまぁ
最近疲れているから、仕方ないね!》こんな感じで、最初は疲れのせいにしていたのだが、この後にいつもとは違う事が起き始めた…
何度も、金縛りになったり解けたりの繰り返しをしているうちに、外で足音が聞こえるようになった。“あぁ、ハウスキーピングのおばちゃんか…”と思った。前日も大体同じ時間に来て、合鍵を使い寝ている僕の周りを掃除していってくれたので、構わず寝ていたのだが一向にドアが開かない…そんな事を思っているうちに、また金縛りで体が動かない…その時≪パタパタ…パタパタ≫誰かが僕のベッドの周りを歩いている!シャワールームとドアの前を行ったり来たり??“あぁ、おばちゃん来たんだな”と思ったが、僕はある事に気が付いた。“んっ!?待てよ……俺、チェーンロック掛けたままだっ!”そう思い、金縛りが解けた隙を見計らって自分の目で確認してみるが、チェーンロックは掛かっている…“確かに誰か歩いてたよな??”不思議な気持ちになりながらも(この時は幽霊なんてあまり信じていなかった)眠かったのでまた眠りについたが、金縛りはすぐにやってきた(この間も、ベッドの周りを歩いているのがわかる)すると、今度はシャワールームの方から変な鼻歌が聞こえてきた。女の人で、それもアメリカ人って判る位はっきりと…“あれっ?両隣の人はどっちもメンターだから、今は試合やってるハズだぞ?”さすがの僕も、これはおかしい!と思い始め、並木さんの部屋へ逃げ込もうかマジで考えた…しかし、そんな作り話みたいなことは有るハズが無いと、自分に言い聞かせた僕は(何かの間違いであってくれと祈っていた)またまた眠りに就いた(笑)しかし、この後とんでもないことが起こってしまった…いつもの様に眠ってすぐに体が動かなくなった。次に耳に入ってきたのは≪ちぃ~~んっ!!≫鼻をかむ音だった。“やっべぇ~絶対誰か居る!!”そう思って、金縛りが解けた瞬間に逃げる決意をした…が、遅かった。次の瞬間っ!!猛烈な勢いでシャワールームから自分に近づいてくる“何か”を感じた。そして…≪バァフッ!≫布団の上から、僕の左腕と脇腹の間に何かが圧し掛かった…“うあぁぁぁっ~~っ”身の危険を感じた僕は、思いっきり金縛りを振りほどき起き上がると、目の前には大きな鏡があり…そこに映っていた物とは、真っ青に引きつっていた自分の顔だけだった(幸運と言うか、残念と言うか“その人”は見えなかった)その後、自分の部屋を飛び出した僕は(部屋の外は嘘みたいに綺麗な青空だった)並木さんの部屋へと逃げ込み(このときは半べそ状態)今起こった事を頭の中で一つ一つ整理した。その後、この話を並木さんにしたら鼻で笑われた(涙)ので、“今晩泊まってみて下さい!”って言ったら、さすがに微妙に嫌がっていた(笑)そして、一緒にこの部屋に寝泊りしていたフランクおじさん(アメリカ人)に片言の英語で話ししたら…“へへッ!タカは夢でもみていたんだよっ”みたいなこと言われて、全く信じてもらえなかった…
これが、僕のアメリカでの裏体験記です。信じる信じないは自由ですが…マジで居るんだって!!





