HIDEUP Blog 永野総一朗

カメラの前に散る。(後編)

2013-03-23 23:40:39

hideup 永野総一朗 ブログ写真 2013/03/23

 

さて、21日の撮影の日の続き・・・

 

連日までは100%魚が出ていた自信のスポット。

「いないはずがない。」「タイミングが来れば必ず出る。」

 

そう信じて投げ続けた結果が、、、、、ノーバイトノーフィッシュ。

 

トーナメントなんかでもよく聞ききそうな話ですが、今回はちょっと違います。

この日の正解はツイッターで出ていました。

 

風裏でのクランクやメタルバイブがその代表。釣る人は釣りまくっています。

タラレバ厳禁のこの世界ですが、これを見たとき

 

「~~していれば。」

「あのタイミングで切り替えていれば。」

「~~に行けば。」

といった考えが少なからず頭をよぎります、普通は。

 

 

が、このときの僕にはそれが全く浮かびませんでした。

あのエリア以外で釣りをしている自分が全く想像できなかったんです。

よっぽど荒れて、ボート上に立てないくらいにならないと、別のエリアは選択していませんでした。

 

つまりはこの日。僕はどう転んでも、デコる運命にあったと思います。

 

何が自分を縛り付けてしまったのか。

やはり連日の実績からでしょう。

 

明らかに良いサイズのバスがストックされていました。

故にどんな状況変化(水が干上がる以外ね)があったとしても、魚が口を使わなくなることはあっても、いなくなることは無いと思い、

だったら口を使うまで待とうと、5時間粘った結果がこの有様でございます。

 

撮影も最後に差し掛かり、後ろを振り向いて秀雄さんに聞きました。

 

「なんで釣れんと思います?」

 

秀雄さんは一言

「魚おらんから。」

 

この言葉を頭に持ちながら、カメラを何時間も持ち続けられたらさすがにたまらんです。。。。

 

要はこのエリアにいる魚の絶対量が少ないという話。普段からサイズは問わず10本、20本と釣れているエリアであれば、マイナスの状況変化が起こったとしても

数本は抜ける。

ただ、普段から良いサイズにしても数本しか出ていないエリアであれば、状況変化に負ける可能性が高いと。

 

もちろん聞いてしまえば、確かに当たり前のような話なのですが、トッププロにこの話をされてもなお、「あんなに釣れてたんだから、まだ絶対釣れるはず・・・・!!!!」

と思ってしまうところがまだまだ青二才な僕です・・・・・。

 

魚を釣り続けるには

「釣れた場所ではなく、釣れる場所を釣り続けること」だとはよく言います。

 

キッカー狙いで一発出すには良いエリアなんでしょう。

が、「釣る」ということに的を絞ったとき、僕の釣りではあまりにもリスキーでした。

自分では「釣る」ことにこだわったのに・・・・・。

 

ああ、

経験とは言えど、釣り人にはこんな思いをして欲しくない・・・・

もし同じ状況に立てば、「こんな残念な人いたな」って思い返してくださいね。。。。

その日の状況が前回よりもプラスなのかマイナスなのかを早めに見極めた行動を!!!!!

 

さあ、25日も出撃しますが、25日はこの日の反省をテーマにします。

オモシロイ日になりますよ。釣れるか釣れんかは別ですがね・・・・

 

またこのブログで報告をするので楽しみにしておいてください!!!


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