HIDEUP Blog 吉田秀雄

カルラバ0、5gの差

2008-02-22 22:36:53

カルラバは1、5g、2g、2、5gの3種類を発売予定。たった0、5gの違いは何なの?って思う人もいるでしょう。0、5gの差はかなり大きいんです。フォールスピードになると、0、5gの違いは目でわかるほどです。よくライトラバージグを使用する方なら、この0、5gの違いはわかっていただけると思います。ラバーがあるライトラバージグのフォールスピードによく似てるんですよね。1、5gのライトラバージグのフォールスピードと、カルラバの1、5gのフォールスピードはよく似ています。カルラバは何が違うかは、ルアー全体的にウエイトがあることです。1、5gのカルラバは水の外だと全体で倍以上のウエイトがあります。でも、水の中に入れるとしっかり1、5gのフォールスピードになるんです。トレーラーワームをセットすると、ウエイトは全体に上がりキャストはしやすくなります。この0、5gの差は大きいとは言え、セットするトレーラーによってはフォールスピードが結構変わります。比重の高いトレーラーワームをセットすれば、もちろんフォールスピードは早くなります。が、トレーラーワームの形によっては、軽い分、水の抵抗などもあるんで逆に遅くなったりもします。こういった点を長所として考えると、トレーラーワームによって様々なスピード調整が可能になります。それがカルラバの一つの武器、有利な点です。細かく説明すると、1、5gだとトレーラーワームの比重や形によって1gのフォールスピードにもできるし、逆に2gのフォールスピードにもできる。2gは1、5gから2、5gまでのスピード変化が可能になるし、2、5gになると2gから3gまでのフォールスピードにもできます。おおざっぱな例ですが…。トレーラーワームによっては、もっと幅の広いフォールスピードにも変化させることができます。これによってキャスト時は、よりスピーディーに正確なキャスティングが可能になります。簡単な説明ですが、セットするトレーラーのことも考えて、カルラバのウエイトは1、5g、2g、2、5gにたった訳です。軽いカルラバではボトムをとりにくい?と思うかもしれませんが、これもカルラバの特徴の一つで普通にボトムはとれます。ベイトタックルでフィネス的な、ライトラバージグ感覚のジグができるのもカルラバの特徴です。ジグで普段使っていただいてるロッドでも十分使うことができます。カバーが多い場所ではかたいロッドは欲しいですが、シェイク中心やディープを攻めるとなると、少し柔らかいロッドの方が使いやすいと思います。カルラバはシャローでの使用範囲が多いと思いますが、ディープ使用もかなり面白いものがあります。少し風を利用すれば永遠にシェイクでき誘えますからね。これは、他のルアーではなかなかできないことです。バスワールドの東条湖での取材も、風を利用し8メーターディープの永遠シィエクでしたからね。他にも琵琶湖のテストでは、ディープホールも面白いほど釣果がでましたからね。ウイードでもかなりいい結果が出てます。これらが共通することは、バスのバイトはノーシンカーに近いです。食ってくるバスのほとんどが丸呑みです。軽いこともあるから丸呑みかもしれませんけど、本気で食ってくるルアーは丸呑みが多いですからね。カルラバ楽しみにしてくださいね!もし発売が遅れたらすいません…。