HIDEUP Blog 吉田秀雄

変わったね〜

2010-08-27 22:35:22

数日経てば湖の状況も変わります。
今日はそんな変わり方を実感した日でした...

ここ最近の釣行パターンは、ミックより南側は全く行かず、南湖では堅田周辺&木の浜周辺、北湖は野洲川〜牧までの間がメイン。
特に南湖堅田周辺のちょっと前は、昨年のように量は多くないけど数時間アユの群れが北湖から入ってきたこともあって、ワッパーで良い釣りができていた。
堅田周辺沖に、アユすくいの漁船も2〜3台がアユの群れを狙って全開で走る姿を2日間ほど見られた。
南湖でこの光景を見るのは本当に久しぶりだった。
そのタイミングで岸側のバスはパニック状態になっていたが、反応が良かったのもどんどん落ちてきて今日は全くダメだった。
絶好調の時は、一日やれば数も相当出て、サイズも60オーバーも複数食ってくるような状況だった。
アユの群れも少なくなっても、しばらくバスはベイト依存症?みたいな感じでベイトを探してるような状態で狙えていたけど、水質悪化もあってかベイトも全くいないようになってバスもいなくなった...
ワッパーのような水面系で60オーバーを狙えるような楽しい状況だったけど、食ってくれるのはいいけど問題はランディングできるかどうかだった...
スピニングタックルでラインは5ポンド。
大体食ってきたら一気にウイードに潜られるパターンが多い。
60オーバーでもワッパーに食ってくる60オーバーの体型はグラマーな奴が多く、4〜5キロクラスが多かった。
中には、6キロは楽にある!なんてバスも食ってきたこともあった。
群れになって追ってくるバスのサイズを見ても、70近いバスの姿も何度か目撃したほどだった。
北湖の場合、数釣りのイメージも多いけど今年は数もサイズも両立できる状態が続いていた。
今年の北湖東岸エリアは、昨年のようにウイード量が少ない状態。
少ないだけにバスがストックされるエリアは絞られていて、集まっているエリアを見つけたらずっと釣れ続く状態だった。
が、多くはベイトの動きで左右されるので、たった一日で場所が変わるのは当たり前のこと。
特にベイトは4メーターラインに多くいる状態が続いていて、その上もしくはインサイドのウイードをワッパーを引くだけで入れ食いになることは珍しくはなかった。
特に最近は、鮎屋周辺、あやめ周辺が特に良かった。
群れに遭遇すると超連発!なんてことも多々あった。
その群れも今年は特に巨大が多く、北湖特有の体格を持ったバスを狙えていた。
簡単に説明すると、そんな流れでした。

食ってくるのは5キロクラスもいる。
そのバスを仕留めるためにはどうしたらいいのか?
秋になってくるとウイードも少なくなってきて、ワッパーで狙う水深も今よりも深くなる。
今は、ウイードが多いエリアが狙いめになったりするので、細いラインでは限界もある。
PEラインも今年何度も試したが北湖のバスは本当に神経質...
過去にも何度も試したけど、北湖のバスだけはPEを見切ってしまうことが多い。
南湖の場合は別だけど、よほど活性がよくないとPEラインでは食わせるのは苦しい。
先日動画の最中でようやく4キロオーバーを手にした。
藻だらけの中、よくラインディングできたと思うバスでした...
残念ながら格闘シーンは録画されてなかったですが...

そんな訳で、食わせたのはいいけど、もっと効率よくデカバスをランディングをできないのか?
と、考えていると1本の電話が...
ZPIさんからでした。
吉田さんがやっているワッパーの釣りにZPIチューンしたリールを試してください。。。と...
確かにベイトでやるほうがランディングは楽。
けど、過去にも何度もベイトで試しているだけにどうかと...
問題は、ハイスピードで巻くことと、キャスティングの回数が半端なく多いことと、飛距離の問題...そして、1日投げまくって回収並みの速さで巻き続けるにはベイトではかなり辛いと...
狙いが明確ならベイトでいいんですが...
そんな半信半疑でどうなんだろう?ってことで、今日ZPIさんの方と一緒に釣りって言うかテストをした。
最初は、ワッパーをどうやって使うかどうか。
実際に見てもらったほうがわかりやすいしね。
見てもらった感想は、想像以上に速いってことでした。
ここまで速いとは思わなかった...みたいです...
ある程度見ていただき体も馴染んだ所でZPIチューンのベイトリールにチェンジ。
ワッパーが想像以上に飛距離が出てる姿にまず驚きました...
次は巻き心地&スピード。
ハイギアだったので問題なしで、独特のハンドルは見た目は使いにくそう?なんて最初は思っていたけど意外にかなり使いやすかったのが驚きでした。
そして次はキャスト回数が多いので疲れがでるかどうか?
軽く投げるだけで飛距離が出るのでこれも意外に疲れにくかった。
フルキャストでワザと疲れるようにしてたけど、普通に体は嫌がらずに投げ続けていたので問題なし。
ってことで今日1日使わせていただいた感想は、今後も使ってみたいなって正直な感想でした。
これなら太いラインで多く巻けて飛距離が出るのでデカバスも取れる確率が上がるかと。
後は食わせるだけ...
なんですが...
問題の今日の釣果は...
良くなかったですね...
南湖は沈黙...
北湖は水質が悪くなったせいか出が悪く...
全くでないこともないんですがコンスタントに釣れて、時折入れ食いになるのがワッパーの威力。
2日前までは良かったんですが...
途中、風も吹いてきて風裏で表層だけではなく、ワッパーをフォールさせての釣りもしていった。
ポツポツ釣れるけど、今日の釣果はワッパーでは物足りない...

そんな毎日毎日良い状況が続く訳でもないので、今後は上昇することを期待です。
北湖東岸も水質が良くなればよく釣れる状態になると思います。
9月に入ると恒例の北湖西岸が広く釣りができるようになります。
ワッパーの一番効果が出る時期はターンオーバー時。
今は暑さとかではなく、ベイトに完全に左右されます。
曇りや雨ならもちろんいいですが...
晴天ドピーカンな状態でも、ベイトが豊富なエリアを見つけると水面までワラワラ出てきます。
水温が少し低くなってくると南湖全体でも釣れるようになると思います。
北湖はベイトがかなりキーになってきます。
ハマると同じ釣り方ではこのワームには勝てませんよ。。。
単なるストレートワームの多くは回転することが多く、何回もキャストしてるとライントラブルになりますからね。
スプラッシュを出すことが魚集力効果になっています。
とりあえず投げまくることが大切です。
バスフィッシングでは最速の釣り、ワッパー。
体験して下さいね。

20100827121659.jpg