HIDEUP Blog 吉田秀雄

ペンシルベイト最終テスト!?

2010-09-21 20:50:23

テストを続けている初のペンシルベイトのテストはようやく終了間近かな?
様々なタイプをテストし続けてようやく...これは良いぞ〜!って物が。
その最終プロトタイプを今日は最後のチェックで投げてみました。

DSCN5612.jpg

このコンセプトはフロロラインの特徴を生かしたペンシルベイト。
多くのトップはナイロンラインでの使用が普通。
でも...実際の現場ではフロロラインを巻いてあるタックルに結び変えて使うことが多い。
自分自身もナイロンラインはほとんど使うことがなく、トップが良い状況ならフロロラインを巻いてあるタックルで使う。
わざわざトップメインでナイロンラインを巻いたタックル1本を準備するのも面倒なこと...かもしれない。
最初からトップメインってわかっていたらいいんだけどね。

DSCN5614.jpg


フロロラインでトップを使うと、小さいサイズだと沈むものもある。
それほどフロロに重さがあるってこと。
ペンシルベイトなので左右に大きく、細かくドッグウオークするなどの動きだけの重視だけでなく、あくまでもベイトフィッシュに近い動きをいかに演出するかがこのペンシルベイトの課題でした。

DSCN5617.jpg


このペンシルベイトは、軽くチョンチョンとラインテンションを張るか張らないのロッド操作を行うと、細かく左右に首を振る。
ここまでは通常のペンシルと何ら変わりはないけど微妙に違って、ベイトフィッシュが水面でピッピっと動く細かさを追求している。
もう少し強いロッド操作を行うとダイブする。
そのダイブがベイトフィッシュが逃げ惑う動き、姿勢を演出できるようにした。
フロロの重さを利用し、ダイブするとペンシルベイトがミノーに変化する感じです。
バスの活性がよくないと水面まで出ないのがトップ。
水面と水面直下のバランスがいいと凄く出るトップになる。

DSCN5606.jpg


様々な内部構造が違うタイプをテストしてきた。
これが一番いいってタイプを他のタイプとも比べてみても釣果は全然違った。
長期間だと凄く差が出るほどだ。
もう完成した気分だけど、まだまだトップが活躍する季節です。
それまでは使い続けて生産ギリギリまでテストをする。

DSCN5603.jpg


発売は来年ですが...楽しみにして下さいね!
このボディーを使用したスイッシャーもかなり優秀です!