診察を受けて悪性ではないでしょう...

その言葉を聞いて一安心しました。

問題は手術をしてどうなるか?

腫瘍科の先生には、切って骨の中の腫瘍を取って骨が再生するには約一年かかると言われました...

それだと今シーズンの試合は全て駄目...

悩んだ結果、整形外科に行くことに。

紹介していただいたのは大阪の病院でした。

骨の中の腫瘍をとって人工骨を入れるという方法。

これだと約3ヶ月で復帰できる。

もうこれしかないかと思いました。

試合を休むなんてことは考えられなかった...

難しいのは手術するタイミング。

どう考えてみても全ての試合が終了してからじゃないと無理。

そうなると長く我慢しないといけないし、定期的に病院に行って検査を受けないと駄目...

最終的にはその道を選びました。

トップ50初戦は骨にヒビが入った状態での試合でした。

右手なのでスピニングを持つ方が辛い状態。

強い釣りが徹底できるから良しとしようって思うしかなかったです。

ランディングもネットを持つなんて余裕もなく、食わせたバスは抜き上げるしかないし。

巻く...それが一番楽な方法でしたね。

骨のヒビがなおって痛くない試合もありました。

それが檜原湖の試合でした。

それでも激痛が走るほどでしたが、皮肉なことにスピニングが駄目だと思ってたのに、最終的にはスピニングメインになった檜原湖戦が一番成績が良かった。www　

カバンを落としそうになった時に、とっさに取ろうとしてまたヒビが入ってしまうほどモロい状態...

悔しいけど我慢の日々...

無茶すれば骨が粉々になって変形するって言われたし...

試合も無茶できないけど、普段の生活も結構辛かったです。

ハイドアップのルアーを梱包して発送する通常の仕事でも、あの上の段ボールをどうやって下に下ろしたらいいんやろ...なんてことも多々ありました。

たった指1本でこんなになったのも自分でも驚いたほどです。

みんなが何かしてる時なんて何も手伝いできないし...

特に力仕事なんて何にも手伝えなかったのは、何してんねん!って思われてるやろーな〜って辛い気持ちでした。

たかが指1本でたいそうな...なんて言われるかもしれませんけどね。

今になってこんな弱音なことばっか言えるけど、先日まではこんなことを正直に言える人は少なかったんです。

ホント自分は弱いなって思います。

自分は健康だし体力には自信ある...

なんて思ってたんですけどね。

健康が一番。

本当にそう思います。

皆さんも気をつけてくださいね。。。