HIDEUP Blog 吉田秀雄

スタッガーワイド2.7インチもフックセッティングが重要!

2013-02-14 22:39:29

スタッガーワイド4インチ同様に、スタッガーワイド2.7インチもダウンショットで使用する場合はフックセッティングにキモがあります。
ワイド4インチではヘビーダウンショットをメインに使用する場合が多いですが、ワイド2.7インチでは軽めのウエイト0.9g、1.2g、1.8g、2.5gと軽めのシンカーを使用したダウンショットがオススメ。
ワイド2.7インチのダウンショットは、ラインノーテンションでフォールさせてやると驚くほどの動きをします。
ここで大事なことは、ワイド4インチでも同じでフックセッティングが超重要!
通常のフックセッティングでは回収時にクルクル回ってしまいます。

hideup 吉田秀雄 ブログ写真 2013/02/14

通常は上の画像のように、一回針先を出してから針先を埋める。
普通のワームならこれでいいけど、ワイド2.7インチも4インチもこのセッティングはNG!
針の先が少し出た瞬間、全部出さずにグイっと内側に針先を入れてやる。
スタッガーワイド4インチのフックセッティングを書いたブログがあるので参考にして下さい。
スタッガーワイド2.7インチも同じセッティングです。

スタッガーワイド4インチのフックセッティング方法を紹介。



ヘビーダウンショット、テキサスでもセッティングは同じです。
フックは、ノガレス5/0を使用。



ヘッドの先中心にフックを刺し抜く。



フックを真っ直ぐズレないようにするため位置を確かめる。



位置が決まったらしっかり中心に刺していく。



ここからが大切です!
フックの先端が見えたところでストップ!
ストップ!!!
普通ならフックの先端を全部出してから、針先を少し埋めるのですが…
スタッガーワイドがリトリーブ時、回収時に回らないようにするにはフック先端が少し出たら、すぐに針先を埋めること。



見にくいかな〜…
針が少ししか見えない。
このちょっとしたセッティングで、回収時やスイミング時には回りません。。。



上が普通のセッティング。
針先だけ埋めるだけだと回ってしまいます。
回るのが決してダメなのではなく、通常では回らないようにフックセッティングしてウィードなどに引っかかって外す動作をしたらフックがズレてグルン!と回転する。
そのアクションこそがギルの動きに非常に似ている。



フックが少ししか見えないように、埋めることがキモなんです。

↑これやらないと天と地の差で動きが違います!回収時もクルクル回らなくなります。

何かに引っかかった時は流石にフックはズレてしまいます。
このズレによってワイドはさらにクイックな動きを発生しますが、ズレてしまうと回収時にクルクル回ってライントラブルの元になってしまう。
それを解消する方法は間にスイベルを入れてやること。

hideup 吉田秀雄 ブログ写真 2013/02/14

面倒だけどライントラブルはなくなります。
フックがズレる瞬間って何かから外れた瞬間が多い。
パンと外れた瞬間、ワイドは抵抗があるので幅の広い移動はなく、短い距離でクイックにクルンとギルっぽい動きが出る。
この動きがバスにとっては超魅力なのか?食ってくるタイミングになることが多い。
フォールで狙い、ボトムで誘い、ギルのシルエットでギルのような動きでも誘い、オープンウォーターでも食わせる動きを出せるのがワイドの特徴。
ワイドが見え隠れするからこそオープンウォーターでも威力を発揮する。
横、下から見るシルエットが違う。横からだと薄いし、下からだと幅広に見える。
見えにくい、見える、の変化が出るのがワイドの動き。
ワイド2.7ダウンショットの動きは魅力ですよ〜!