バス釣に出会って、20年以上になりますが毎年毎年、冬になり釣果が下がってくると出てくる悩み事がバスって何してるんやろ?何で釣れへんのやろ?と思います。水温が下がって活性が落ちているのは分かっていますが、バスも生命を維持する為には必ず餌を食べているはずで、じゃーなぜ釣れないの?この悩みは今後も毎年出てくると思います。僕なりにですが、冬バスの攻め方を書いてみたいと思います。 昔の、ウィードが残らない琵琶湖ではマンメイドストラクチャーをメインにデカイバスが釣れていましたが、ここ最近のウィードが残りだしてからは、マンメイドよりもウィードでバスが越冬しだしていて、ウィードを狙っていく方が結果が良いことが多くなっています。ウィードで越冬しだして一番厄介な事が何処にでもウィードが残っているので、バスが何処ででも越冬できるという事です。これがなぜ厄介かというと、マンメイドのように狭い規模にバスが多数寄り添っていてくれれば、競争心が芽生え口を使いやすいのですが、単発で広いエリアを陣取って越冬しているバスは良いタイミングや食べたい餌でないと口を使ってくれない気がしています。なのでルアーの見た目や波動もドンピシャで合わないと口を使ってくれない気がします。ウィードの越冬バスを狙う時はこういった事をふまえて、ボートを止めて釣るのではなく、流しながら広く探っていくのが釣果を上げるキモになっている気がします。南湖でも北エリアと南エリアでは狙っていくポイントが違っていて、これはベイトや水温が関係していると思いますが、北エリアではこの時季、鮎の稚魚が入ってくるのですがこの稚魚のいるエリアを見つけれれば高確率でバスに出会えます。何年か前に爆発したパターンがこれに当てはまるのですが、この時は浮御堂の沖の漁礁絡みのブレイクに夕方になると鮎の稚魚が寄るのですが、そのタイミングでデカバスが連発するといったパターンでした。このように何処にでも鮎がいれば良い訳でなく、良い場所に絡んだ時にバスもフィーディングに入るのです。もちろんエビやゴリ等のベイトを食べているバスも多くいるのですがこのベイトを主食にしているバスは細いバスが多く僕はあまり狙わない様にしています。さて南エリアのバスですが、南湖でも南のエリアでは鮎などは入ってこないのでコンディションの良いバスはギルを食っている事が多くこのギルを食べているバスに狙いを絞っています。南エリアでは全体的に浅くなるので狙うエリアは温排水などの少しでも水温の高い場所が狙い目になります。こういった水温の高いエリアにはエビなども、もちろんいてこのエビを食べにギルが寄りバスも寄るといった食物連鎖が出来上がっています。ここでももちろんエビを食べているバスもいますが、やはりコンディションが良くない個体が多いので狙わない様にしています。
このバスは去年釣ったバスですが、この様な太ったバスはやはりベイトを追いかけているので僕はこのコンディションのバスを狙うようにしています。2月にはいるとこういったバスは思ったよりも浅い場所に出る事が多く、毎年2月になると季節を先取りしてあえて浅いレンジを狙いに行きます。もちろんこういったパターンはリスクも高く成功する事はなかなかありませんが浅いレンジにフィーディングで出てきているバスなので、いたら意外と簡単に巻物で出るのが特徴です。これが僕が冬にメインにしている事ですがもちろんバス釣には色んな考えや答えがあるので、これからも色んな考えで色んなバス釣に挑戦して行こうと思います。