石垣島ソルトクランク釣行 解説編
3/26~3/29まで石垣島へハイドアップスタッフの乃村さんとソルトクランクでタマンを狙いに行ってまいりました!
ソルトクランクとはその名の通り、海でクランクベイトを使って魚を釣る!というコンセプトです。
楽しい釣行の模様は乃村さんのブログを是非見てください!このブログを見れば絶対行きたくなるはず!
で、僕の方は今回初めて挑戦したソルトクランクについて、海のガイドさんっぽく少し掘り下げて解説してみようかと思います。
前述したとおりソルトクランクは海でクランクベイトを巻いて釣りをしましょー!という釣りです。
タマン狙いというあくまで本命はあるもののソルトクランクの魅力は何といってもなんか釣れる!っていうところ。
大小さまざまいろんな魚がHUクランクを巻くことで簡単に釣ることができます。僕の持っている上の魚はアカジンという高級魚。非常に高価な値段の魚で漁師さんは大喜びな魚(笑)
投げて巻くだけ?そんなのつまらないって方。意外とゲーム性も高い釣りであることも魅力の一つです。
まず、アタリカラーが非常にはっきりしているということです。僕は普段海で釣りをしていて、プラグのカラーはそこまで意識していません。しかしソルトクランクにおいてカラーは非常に重要なファクターの一つです。今回は、様々なカラーを投げまくりましたが、#11 マットブリードや#41 たまらんばいブルー#38 マットブラックなどにアタリが集中しました。ちなみに前回は#08 クローダッドや#09 ハイレモンなどの膨張色ばかりで、あまり地味な色はよくなかったそうです。魚種が一緒ならわかるのですが、魚種が違うのにアタリカラーが出るのは面白いですね!
カラーに加えてクランクの深度も超重要!HU-200、300、400をすべて使用します。全部ないと正直困ります!これは魚のレンジに合わせるというよりは根の深度に合わせるといった感じです。
どういうことかといいますと 。上の海の写真、水中がところどころ黒くなっているのがわかりますか?黒くなっているところ、それが根です。このように、無数にある根のエリアをドテラで流して、根をクランクで打って巻いていくというのが実はソルトクランクの釣りです。例えば上の写真だと確か水深8メートルの根のトップが5メートルくらい(だったような)。その場合僕はHU-400をセレクトします。5メートルの根を狙うのにHU-200では、根についている魚にアピールしずらいと感じるためです。
正直魚の名前は分かりませんが、やはりハタ系の魚は間違いなく多いと思います。ということもあって根のなるべく近いところを通るようにすることで、根魚っぽい魚にアピールできることは間違いないと思います。
んじゃHU-400もっていけばいいんじゃないのと思うかもしれませんが
さっきの海より浅そうじゃありませんか?多分さっきの場所より浅いと思います(笑)
要するに狙う水深が様々なのです。例えば上の写真で、水深4メートルで根のトップが2メートルだとしたら、HU-400だとしたら一発根がかりです。そのためにHUクランクのような深度が細かく分かれているシステムクランクが必要になってきます。
って書くと難しそうですが、深度は船長に聞けばいいだけです。ポイント移動のたびに水深やクランクの深度を聞けばいいんです。
正直僕は、この根を狙って投げるという事と、根に対してのクランクの使い訳が分かるのに初日の釣行を丸々使ってしまいました。ですので、初日は散々な結果です(汗)
まだ一回目なので正直全然わかりませんが、カラーと深度を変えて根を狙うこと。これがソルトクランクの釣りだと思います。加えて、ライザーテクニックや、ワーミングクランクやフィネスクランキングなども間違いなく有効です。そんなテクニックが効くとわかり始めたくらいに今回の石垣島釣行が終了してしまったので正直また行きたくてしょうがないです。
今回のソルトクランクの最大魚カスミアジ。7キロ78センチでした。帰ってきてから実はものすげーのを釣ってしまったのではないかとだんだん実感がわいてきました。ありえない魚が釣れるのもソルトクランクの醍醐味であり、石垣島のすばらしさでもあります。
今回お世話になった沖縄県石垣島レジャーガイド・エスケープ山口船長。石垣島周辺海域を知り尽くした、超一流ガイドです。釣りのことはもちろんですが、身の回りのことすべてにおいて気を配ってくれる本当に素晴らしい船長です。加えて、一日を楽しく過ごさせてくれる為にいろんな話をしてくれるので、本当に一日が短く感じます。もちろん人気ガイドなので、予約は早めにした方がいいですよ!
次回もソルトクランクについて書きます!次回はタックル編!