HIDEUP Blog 須江一樹

イワシカラーって言っても…。HUミノー111Sイワシカラーの狙い!

2020-02-26 17:07:43

イワシカラーってみんな好きですよねー。こんな事言うのもなんですが、なんでだろう?(笑)

 

東京湾で釣りをしていると中々に疑問です。というのもイワシをベイトとしているシーバスは釣りやすいは釣りやすいのですが、イワシって言っても東京湾でいうイワシって基本カタクチイワシなので、点々なんてありません。もっと言うと青でもない。

 

それなのに「最近のヒットカラーはイワシカラーですか!?」なんてよく聞かれる。イワシ前提の聞かれ方にも疑問です(笑)

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2020/02/24

 

もちろん釣れるカラーです。でも【イワシ】っていう名前にしておいてアレですが、イワシカラーをイワシだと思って使わない方が良いと思っています。全国的に見てどうなのかはわかりませんが、東京湾でいえばHUミノーのイワシカラーのようなマイワシがベイトとなることは非常に稀です。ですので、基本マッチザベイトを狙ったカラーではありません。

 

では何を狙ってのカラーかというと、ブルーバック ホロ。ここです。

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2020/02/24

 

ブルーバックって何となく光量が多い時に強いカラーだと感じています。ですので、そんなシチュエーションで使えるブルーバックのカラーは絶対入れたかった。組み合わせるホロは細かく光るホログラムを採用。光量多めで使いたいので、あまりビカビカ光る感じにしたくなかったのです。もちろんシチュエーション的にクロムメッキっぽくしたり、クラッシュホロやレンズホロなどがいい時もあるんでしょうが、今回は鈍く光る感じというかチラチラ光る感じのホロを採用しました。

 

ドットと黄色はアクセントです。黄色の部分なんてほぼほぼ見えてないと思いつつも、脂乗ってる感が出るから魚から見ておいしそうじゃないですか。でも意外とそういう細かい部分見てたりすると思うんですよね。というか魚ってだいぶグルメなので、見ようとしてると思うんです。なんでもよかったらイナッコとかトウゴロウとかもっとバクバク食われていいと思うんですよね。

 

ドットはイワシ柄の演出って言うのもありますが、凹凸感を出すためだったりバイトマーカーだったりという意味があります。

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2020/02/24

 

先日のyoutube撮影でYOHEIさんがバシバシ釣っていたのもHUミノーイワシカラー。この時のベイトもイワシですがカタクチイワシです(笑)

でも後ろの天気に注目。写真だとちょっと暗めに写ってますが、ド日中で雲間から日が見え隠れする光量多めな日なんです!

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2020/02/24

 

カラーにはもちろん作った側の意図だったり狙いだったりっていう部分があるのですが、結局食うのは魚ですから魚に聞いてみるのが一番です。いろいろなシチュエーションで投げてみて答えを探してみてください。夜のバチ食ってるときにイワシカラーでバンバン釣れる時だってありますから(笑)

HU-Minnow111S