HIDEUP Blog 須江一樹

ワイドホグ3.3で東京湾ボトムチ二ングが好調です!!

2020-06-17 17:34:49

今年の東京湾はチ二ングが熱い!!

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2020/06/15

 

今年から僕の勤めるアイランドクルーズでも、対象魚として本格導入しているチ二ング。キビレやクロダイを、フリーリグのボトムの釣りで釣る釣りです。

 

乗らないアタリも多いのですが、非常にアタリの多い事が特徴の釣りで、キャッチ数も船中20枚越えなんて日も珍しくありません。また、近場で釣りができるので、シーバスやオフショアの釣りに比べて、強風で中止になりずらい点もうれしい点です。(もちろん強風すぎる日は中止になりますし、風が強い日は多少釣りが難しくなるのはどの釣りでも同じです)

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2020/06/15

 

水深は3m前後の浅場を狙います。比較的ガチャガチャとした根回りというか、硬い底質のエリアのボトムを狙う事が多いので、アカハタなどのロックフィッシュの釣りに非常に近いものがあります。フリーリグで根がかりを交わしながらボトムを跳ねさせて、ゴン!とアタリが出たらバチン!とフッキング!!無茶苦茶気持ちが良いです!!

 

使うシンカーは14~21gくらい。基本ボトムの釣りですから、多少の根がかりは避けられませんので、各ウェイト複数用意して欲しいところです。鉛でもタングステンでも釣りは問題なく成立しますが、やはりタングステンの方が底取りがハッキリする事と、根がかりが多少少ないとは思います。

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2020/06/15

 

マゴチは定番外道。キビレとクロダイをメインターゲットとしつつ、マゴチ、シーバス、イシモチ、メジナなど多彩な外道が釣れることも、この釣りの魅力です。

 

タックルはベイトでもスピニングでもどちらでも大丈夫です。ただ柔らかすぎるロッドは、ルアーが根に食ってしまう事と、ルアーを跳ねさせるのに調整が難しくなってしまうので、少し硬めのロッドで7フィートくらいの長さのものがおススメです。マッカでいえばベイトはHUMRC-610M -2、スピニングはHUMRS-72ML-2。バスロッドの他にボートシーバスロッド等が代用できます。特にチ二ング専用ロッド等を用意する必要はありません。

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2020/06/15

 

ラインは1~1.2号のPEにフロロの16lbくらいのリーダーをセットします。定番とされているのはもっと細糸ですが、根がかりで無駄に切れる、キャスト切れする、アワセ切れすると、細糸は良いことがありません。水深は浅いし、風が強くなったらシンカーのウェイトで調整する方が、アタリは増えます。リーダーを変えればボートシーバスタックルそのままでも挑戦できるので、普段ボートシーバスをしている方なら、チ二ング専用にラインを巻かなくても挑戦できると思います。

 

ルアーは僕は最近はワイドホグ3.3インチのみ使用しています。他に出番があるとするとワイドホグ2.7インチと、コイケシュリンプですが、基本はワイドホグ3.3インチのみで釣りになります。チ二ングにしては大きすぎると思われるかもしれませんが、大きいから魚が気付く、大きいから食べたいと思ってくれると思っており、3.3インチの大きさがあるから釣れるという考えです。

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2020/06/15

 

やってみるとわかりますが、ワイドホグを使うと乗らないアタリが沢山あります。でもこれはワイドホグ3.3が大きいから乗らないアタリが多い訳ではなく、ワイドホグ3.3だからアタリが沢山出ているという事です。これを乗せたいからと、ルアーを小さくしてしまうと、そもそものアタリの数が少なくなります。ルアーを小さくすれば乗るかというと、そういう訳ではなく3.3インチの大きさがあるから、乗らないアタリも含めてアタリが沢山出ているのです。

 

また、マゴチを釣っていても感じますが、ワイドはいわゆる落ちパクが非常に多いルアーです。チ二ングでも落ちパク、もしくは着底からワンアクションでのバイトが非常に多く、フォール中の集魚力の高さが非常に感じられます。これは他のワームに比べて圧倒的にアドバンテージがある部分だと思います。他のルアーよりクロダイやキビレが気付くのが早いので、ワイドホグのところに魚が集まってきてしまうという事を感じてしまうくらいです。

 

チ二ングにおける集魚力、アピール力が圧倒的に強いと感じるワイドホグ3.3。カニなのかフナ虫なのかエビなのか、何に見えているのかはわかりませんが、チ二ングにワイドホグは確実に必要なワームなので、チ二ングに遊びに来られる方は、ワイドホグ3.3インチを必ずお持ちください。

 

カラーはギルカラーが一番おススメ!僕は潮色に合わせてシナモンブルーギルや チャートグリーンゴールドFを使い分けています。他のカラーでもお客さんは釣果を出してますので、もしバスをやってて他のカラーをお持ちという方がいらっしゃったら、全部持って来てくださいね!

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