HIDEUP Blog 須江一樹

ドンドンズルズル?チニングのズル引きについて

2024-06-13 12:14:00

さて前回の続きです。ズル引きについて。

 

根本的に最近良くないなと感じている「ズル引き」という名前。ズルズル底引きそうな名称なので、ズルズル底を引く方が続出してしまう名称です。そもそもチニングはズルズルちゃんと引かない方が釣れることが多いです。

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2024/06/13

スタッガークロー2.2依然好調!たまらんばいダークシュリンプ!!

 

前にも書いたなーと思い出して探してみると

川のチニングはコイケシュリンプのボトムリトリーブで広く探れ!

マゴチ本格シーズンイン!オリジナル3.5シルバーシャッドGをズル引き!!

ワイドホグ2.7&3.3フリーリグのズル引きでマゴチを狙え!!

 

やっぱり書いてますね。是非こちらもご覧ください。意外とちゃんと書いてます笑

 

やり方については上のブログで書いているので、今回はズルズルしちゃう要因についてお伝えします。

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2024/06/13

同じくスタッガークロー2.2 たまらんばいダークシュリンプ!!

キモはドンドンという凹凸を感じながらリトリーブするということ。凹凸を感じられないズルズルという感覚のリトリーブはあまり釣れません。

 

ズルズルしちゃう理由は複数あります。まず一つ目はそもそもその場所に凹凸がない。キビレやクロダイは比較的硬めの砂地を好みます。泥底にはキビレクロダイはいません。硬めの砂地には凹凸がありますが、泥底には凹凸がありません。

 

ということは凹凸をリトリーブで感じられない場所は釣れないということになります。ポイントによっては砂と泥が混じっている場所もありますので、リトリーブしていてルアーがドンドンと跳ねる感覚が出てきたら釣れるという感じです。

 

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スタッガークロー2.2 グリーンライトギル!

 

次に使っているシンカーが重すぎる。ドンドンと凹凸を感じるということはルアーが若干浮かないとドンドンという感覚にはなりません。シンカーが重すぎるとルアーが浮かずにズルズルという感覚になってしまいます。

 

攻める水深、使っているラインの太さ、風の向きや強さなど一概に何gを使ったらOKと言いづらいのですが、0.8号か1号のPEラインをメインラインに最深で4m台くらいを攻める僕のチニングでは、TGグレネードシンカー クイックチェンジャーの10gと14gで基本ドンドンを感じて釣りをすることが出来ます。

 

ちなみに今のところスティック型のオモリは必要ないくらいに思っています。ナス型の形の方が抵抗感があるので浮き上がりやすく、ドンドンという感覚を作りやすい為です。スティック型は根掛かりしにくい形状ではあると思うのですが、チニングで攻める根と相性が悪いのか結局根掛かり率はナス型と変わらないように思います。ドンドンを作りにくく、根掛かりも防げないので僕のチニングはナス型のTGグレネードシンカー クイックチェンジャーオンリーです。

 

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続いてもスタッガークロー2.2 グリーンライトギル!!

 

続いてはアクションが遅すぎる。ここが結構難しい部分です。遅ければ底にはつきます。しかし遅すぎてズルズルしてしまうとチヌの反応が悪い。かといって早く巻くと底から離れてしまってそもそも釣れなくなってしまいます。底から離れない程度に浮き上がるスピードでのリトリーブ。このスピード具合の調整が感覚的な部分になりますので非常に難しいです。

 

基本的には底から離れない限界の速さのリトリーブスピードというのが一番ドンドンと感じるスピードということになります。まずはズルズルするスピードから始めて、底からルアーが離れてしまわないように徐々にリトリーブを上げていってください。ロッドの角度も重要で、あまりロッドを立てすぎると風の影響を受けやすくなるので感度が悪くなります。少しロッドを寝かし気味で、ティップが見えるように少し横に構えると自分がドンドンと感じることが出来なくてもティップの動きで底どりがわかるようになります。

 

ひとまず今回はボトムリトリーブについてお伝えしてみました!まだまだチニング釣れてますので是非遊びに来てください!