スタクロ釣行！夏水位でエビ藻が最高のオアシスです！
スタクロでの釣果も好調! これから琵琶湖は夏水位を迎えるわけですが、どんどん水位が下がりー20を維持します!そうなれば、エビ藻の出番!どんどん育って目視できるレベルにまで成長し多くのシェードを形成します! バスにもギルにもエビにも!最高のオアシスです!
ということで夏水位にタイミングで発売されるスタッガークローをよろしくお願いいたします!
スタッガークロー4”
ロッドの発売が先になってしまいましたが、こちらもいよいよです!
満を持して6月中旬に発売となる、3つのギミックが盛り込まれたクロー系ワーム「スタッガークロー4」。
名前にスタッガーが入っている通り、メインボディーにはお馴染みのスタッガーオリジナルのボディーを採用しているスタッガーシリーズの兄弟分。スタッガー5インチ=スタゴ、スタッガー3インチ=スタサン…のようにスタッガークロー=スタクロの愛称で呼んでいただければ幸いです!
スタッガークローを開発するにあたり、もちろんどんなルアーを作る時もそうなんですが“コンセプト”というものがあります。
私がスタクロに求めたことはこんな感じ。
・テキサスリグはもちろんだが、メインとしてフリーリグやキャロで使用したい!
・ズル引きアクションはもちろんだが、フォールでもギミックが欲しい!
・移動距離を抑えたものを作りたい!
・オープンウォーターでも使用できるクロー系ワームにしたい!
・全国どこでも釣れるシルエット!
かなり「ザックリ」ではありますが、こんなコンセプトでスタクロの開発をスタート、少しづつイメージを形にインストールしていきました!
一番初めに取り組んだギミックは「平行フォール」。
平行フォールとは、ワームがフォールしていく時=沈んでいく時に姿勢を平行に保ちながら落ちていく事で、水の抵抗を受けフォールの時間を長くする事ができます。
フォールの時間を長くするメリットとしては、バスに見つけてもらえる率が上がりバイトチャンスが増えるという効果があります!
言葉で説明するよりも、実際に見ていただいた方が分かりやすいと思いますので、こちらの動画をどうぞ!
「スーッと平行に落ちていく」様子をご確認頂けましたでしょうか?
加えて、キールの役割を担う10本の足は平行フォール時に“エビがホバリングしている”かのようなビリビリアクションを演出!
ちなみに平行フォールにこだわったのは、先ほどの「コンセプト」で、一番最初に挙げた「テキサスリグはもちろんだが、メインとしてフリーリグやキャロで使用したい!」というところにあります。
フリーリグやキャロライナリグの魅力である「ノーシンカー状態」を長く確保するためのギミックとなります!
フリーリグやキャロライナリグをメインとしたアイテム開発ではあるのですが、全国のフィールドを意識した時に感じたことが。特に、霞水系や、ため池ようなマッディーシャローレイクでは“カバー周りやストラクチャー周りを攻めた後の「回収バイト」がけっこうある”ということ。
そこで、これもギミックとして意識しました!
ノーシンカー状態でも、ルアーが回転する事なくスイミングしていますよね。これは10本の足がキールの役割をしてくれいるからなんです。
さらに、注目すべき点がもう1つ!後ろについた大きな爪が、まるで小魚が泳ぐようにヒラヒラとスイミング!
これらの2つの要素で、ルアー回収時のピックアップバイトを誘発する事ができます!
大きくて特徴的な爪が付いていますが、これには畑を耕す「くわ」の役割が!
私が多用するメソッドで、ハンドルのリーリング行う「ズル引きアクション」があります。これは、何がなんでもハンドルを止めないでボトムをズル引きするというメソッドなのですが、この時にボトムで腕をピリピリと動かしながら進んだり、ウィードやオダ、障害物に引っかかってみたり、とにかく移動距離を抑える役割を担ってくれています!
このように、コンセプト通りにできあがったスタクロなんですが、実はノーシンカーもいけるという、コンセプトとは少し異なりますが、結果的に嬉しい要素も!
ノーシンカーが効果的な理由としては…
・10本の足がキールの役割をしてくれるのでノーシンカーでもくるくる回転しない!
・後方にボリュミーな爪がある事でノーシンカーでも飛んでくれます!
・流れに乗せてドリフト!各パーツがユラユラアプローチ!
いかにもでしょ?
ぜひ「スタクロノーシンカーのカバー撃ち」なんかもチャレンジしてみて頂ければと思います!
最後にスタクロの操作マニュアル動画を!
こちらの動画をみていただければ、あなたもスタクロマスターです!
スタクロが発売されるのは6月!全国的に甲殻類の産卵の季節を迎え、メインベイトになりつつあるかと思うタイミングかと思いますので、是非、パターンにはめ込んでみてはいかがでしょうか!
