HIDEUP Blog 吉田秀雄

長文ですが...

2011-05-11 16:48:35

降り続く強烈な雨...
琵琶湖は急激に増水し水位が高くなっています。
大きい琵琶湖でも増える時は一瞬です。
窓から何度も湖を見ていますが濁りも広がってきています。
各河川では急激な増水で流れが急になるので事故がないように注意したいところです...
もちろん湖上でも。。。

さてさて...
琵琶湖もここ数日間の暖かさで一気に水温上昇。
20℃台のエリアも出てきたほどです。
この雨で少しは数日間は下がると思いますが...
つい最近まで15℃以下だったのが一気に水温上昇したので当然バスの動きも一気。

田んぼの水が入ったりして思った以上に全体的に活発じゃないのが現実で、ここにきて大雨が降って状況が一変...
しかし、田んぼの水って強烈です...
昔の八郎潟でも経験したけど前日は入れ食いだったのに、次の日は大雨が降って田んぼの水が入って昨日のことはウソだったかのように沈黙...
昔の...あの八郎潟でですよ...
まぁ、琵琶湖も同じです。
田んぼの水がどれだけ魚達に影響があるかは魚釣りしてる人しかわかりません。
科学的根拠があるわけないですが、田んぼの水が入れば確実にバスは釣れにくくなります。
田んぼの水が入って釣れなくなって、しばらくして少しづつよくなってくる。
簡単に言えばアクが最初は広がってたが、少しづつアクがとれていき釣れだすって感じ。

そんな状況でも釣り方さえこだわらなければ釣れたりするんです。。。
琵琶湖らしい強い釣り方もいいけど、それより効率よく確実に釣れるならフィネスでもやりますよ。w
強い釣りより大きいバスが釣れるならね。
でもこれはやらないとわからないことですよね。
弱い釣りがあってこそ強い釣りが理解できるし効果もわかるし成立する。もちろん逆も言えることです。
むしろ強い釣りの弱点を知ってるから弱い釣りに素直に切り替えるってことも言えます。
いつでも強い釣りが常に一番ってことじゃないと...
ただ、琵琶湖のバスは大きいのです。
ターゲットにすると強いタックル&強い釣り方は必要かと思います。www

大雨が降る前、降ってる最中、降った後は状況が全て違う。
違うっていうことは釣り方も変えないといけない可能性があるってことです。
もちろん状況に対応するためにです。
状況が変わってるのに釣り方は変わらない...
押し通すのも一つの方法です。
様々な釣り方やパターンがある中で選ぶのは釣り人。
だけど常に安定した釣果を求めるなら釣り方の引き出しは多く持ってる方がいい。

でもこだわりが全てなんですよね。
答えがない、正解がないのが釣りなんです。
試合では一番釣った人が偉いですが、普段の釣りは自分が良いと思えばそれでいいんですよ。
ようは楽しければいいんです。楽しむことが一番なんです。。。

僕は巻き通す釣り方、強い釣り方が大好きな人間です。
弱い釣りでもなるべく強い釣り方を意識してしまう人間です。
もちろんそれを学ぶ&創るために究極に弱くすることもあります。
シビアな条件で行われる試合は凄く生かされていますし、その中で強い釣りがどこまで通用するのかもやってきてわかってるつもりです。
弱い釣りのように見えて実はこれでも強いんだよ。。。

そんな風に創ったのがウープス。
同じようにHUクランクのライザーも同じことが言えるかもしれない。
巻くだけだと強いように見えるけどライザーテクニックは弱く繊細に食わす釣り。
ウープスは2サイズあるけど特に3インチは小さそうに思える。
ボディーは3インチだけど毛の部分を入れると約5インチもある。
弱い釣りに見えて実は強いんです。
水に入れるとウープスの毛は想像以上にフレアーし大きく魅せる。
ウープスは毛の動きで大きさが変わる究極のワームだと思っている。
ウープスを大きいと思った大きいサイズのバスがウープスを食う!
毛の部分は当然柔らか口に入りやすい。
これも小さいルアーをいかに大きく魅せて大きいバスを効率よく狙う理想の一つなんです。

20110510151003.jpg

見てるだけだとわからないのがバスフィッシング。
学ぼうと他人の釣りを見た(釣りのDVDでも同じです)としてもルアーを操作してる本人はウィードをからルアーを外そうと思ってても、見てる人はシェイクにしか見えなかったりするものです。
バスフィッシング、釣りは奥が深いものです...
だからやめられない...
楽しんで学んで、いっぱい釣って楽しみましょう!