Stagger Wide 7"
スタッガーワイド7インチ
"水押し"への追求 スタッガーワイドタイプは水面上方向へのヨれ
私が以前から提唱している「水押し」。このスタッガー・ワイドに求めた水押しは、水面にできる微妙な水の「ヨレ」である。フラットサイド系のように横方向への水押しではこのヨレは再現できない(A)。
この特徴的なボディー形状は水面に対して、よりパワフルな縦への水押しを表現するためなのである(B)。
トレースレンジを水面直下ではなく、少しダイブさせるフィーリングでも水押しのパワーが強いため、意図的に水のヨレを表現することが可能となった。
"スライドワイドアクション" 水面に水中に新しい波動を!
更にスタッガー・ワイドには水押しに加えて、ルアーそのもののアクションにも新しい動きを求めた。ボディーのローリングはもちろん、水をかき分けるようにグイグイとボディーをくねらせながらジグザグに進むスライドアクションの機能である(C)。
テールからボディー部分がねじれ、その限界点から逆方向に反発する繰り返しの連続によって左右のスライドアクションが生まれる。つまり上方向へのファットフラットボディーによる水押し、そしてボディー全体のひねりによるトルクフルなキックパワーが最大の特徴である。
面白い裏技で反対にフックセットした場合(D)は細かいスライドワイドアクションがだせるようになっている。状況により使い分けてみて欲しい。
TEXSAS RIG (3.5g~)
一見オーバーウエイトに感じるが、フラットなボディーが水に素早く絡み、リトリーブ後、瞬時にスライドアクションを表現することができる。頭を下げることがスライドアクションのキーである。
NO-SINKER
もっとも推奨するリギングスタイル。着水直後にリトリーブを開始すると、水への絡みが少ないため、ストレートアクションのみとなる。この場合、かなりのスローリトリーブが可能。少し沈下させトゥイッチさせると、まるでスティックベイトのようなアクションがだせる。
ノーシンカーでスライドアクションを表現するなら、沈下後テールに水が絡んでからリトリーブを開始して欲しい。
IMPORTANT
スタッガー・ワイドのアクションを効果的に表現するためにフックサイズが各アクションに大きく影響します。ワームサイズに合わせてセレクトしてください。【使用例】7インチ ~10/0前後