face ルアー開発番外編

2010-07-09 11:35:40

様々なワームの形をテストしているが、その中で面白いワームを一つ紹介します。。。

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扁平ボディーに肉厚のテール。
なんとなく作ったけど、これが意外にメチャクチャ釣れる。
テストでは、主にテキサスでの釣果が多いがテールを切ってイモ風にしても反応が高い。
この扁平ボディーに対しての反応が凄くいいので、現在もテスト&改良を進めている。

face 上海でトーナメント

2010-07-08 21:34:11

 

またまたお久ぶりです。 

 

さて、ディクツのブログでも長編で紹介されたきた中国 

上海バスフィッシング。ハイドアップ&ディクツはもちろんの

こと、イマカツさん、ノガレスさんの協力があって日中初の

トーナメントを開催できました。  

 

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トーナメント中は吉田さんがアドバイスして周る。中国の人みんな

すごく真剣に聞いてくれるんですね。バスの生態はもちろん、

シーズナルパターンやさまざまなルアーの扱い方など中国では

まだ詳しく紹介されていないし、上手く伝わっていない。

だから目からウロコなわけですよ。

もちろん通訳付きですよ。

 

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入賞者にはジャパンルアーの超豪華プレゼント。

やはり日本のルアーはものすごく人気です。

みんな今の流行もよく知っている。

タックルも最新のものが目立ちました。 

ロッドではテムジン、リールではシマノが人気のようです。

 

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中国のルアーフィッシング雑誌や、上海で出版されてる日本人

向けのビジネス雑誌も最近の中国でのルアーフィッシング人気

をうけ取材にきてくれた。

この秋には中国のルアーフィッシングを楽しめるマップも作成

されるらしいです。 

 

しかし、バス釣りはしてても大会の主催者側になったのは

初めてですからさまざまな苦労がありました。

文化も違うわけですからね。そのたびにメンバーの皆さんの

多大な協力があったわけです。

 

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上海で急増中のジャパニーズアングラー。中国で注目され

始めました 笑。おっと なにげにタオルがタイガース。

しかも口にはスタッガーワイド。

メーカー側から見れば今後のマーケットとしての魅力は十分

にある中国ですが、現場で活動している立場で言わせてもらえ

ば課題も多い。

 

上をひっばりつつ下の裾野を広げていく活動が必要です。

上海ルアーフィッシング(SLFC)のメンバーのみなさんが、

週末には精力的に各地で地道に活動してくれているわけです。

やはりロコとの交流がもてるのは全ての面で心強いし、よい

情報がとれる。

 

そんなメンバーの一人のブログ。 

上海でのビジネスや釣り情報でお役に立つかも。  

http://ameblo.jp/kojiwtnb/

 

そういえばロクマルも上がっているところも発見しました。

今月末でも行ってみます!!

 

中国でレンジャーが走りだすのもそう遠くないのかもしれま

せんね。

 

ではまた。

 

 

 

face HUペンシルベイト

2010-07-08 10:42:36

テストを続けているトップ、ペンシルベイト。
85mmサイズ。

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もろにベイトフィッシュをイメージしたトップで、小刻みにロッドアクションを加えると細かくドッグウォーク。
少し強くロッドアクションを加えるとダイブするペンシル。
潜って水面を割って飛び出る。
そんな動きを出そうと思って作ってるペンシル。
そして、フロロラインでも普通に使えるペンシルとしてテスト中。
小さいながらも飛距離も出る。
もう釣りすぎて表面はバスの歯形だらけです。
このペンシルもテストを続けて納得いくまで仕上げていきます。



face カルラバラウンドラトルタイプ

2010-07-07 10:09:33

カルラバ ラウンドラトルタイプが7月中旬発売。

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パッケージはこんな感じです。。。

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釣れそうでしょ〜。
ノーシンカー、スモラバ感覚で使うとよく釣れます。。。
ラバーは、ショート、ロングの混合。

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ヘッド後方には、ヘッド内部に内臓されているタングステンウエイトのg数が表記されています。
カルラバラウンドラトルタイプの内蔵ウエイトは2種類。
1,2g、1,8gがあります。
ラバージグのようで作りはプラグみたいなもので、中身のウエイトがウエイト&ラトルの役割をしています。
こういった軽いラバージグ、動かすと同時に音が出るのは魚集力が出ます。
ありそうでなかったジグ。
パッと見て普通の重いジグと間違わないように注意して下さいね。。。

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Fマークも入っています。
トレーラーのズレ防止ストッパーも。

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カルラバラウンドラトルタイプのガード。
このガードの本数が一番悩んだ点でした。
アシやブッシュ、テトラの多い霞水系ではテストをハイドアップスタッフの緑川さんにお願いし、他に野池の岸釣りや琵琶湖のウィードでもテストを繰り返して、最終的には3本×2ガードになりました。
カルラバは、名前の通りに軽いので通常のジグのようにガードの本数がいらない。
少なくても根掛かりするし、多くてもフッキングできないので微妙なところでした。

カラーは10種類
ウオーターメロンシード
グリーンパンプキン
ギル
グリーンギル
スカッパノン
シナモン/ブルーF
シナモンペッパー/レッドF
アンバーペッパー
アユ
グラスホッパー

今、流行のベイトフィネスに最適なカルラバRR。
スピニングタックルでの使用でも全然問題ないです。
軽いルアーを遠くに投げれるだけでも、バスの警戒心が薄れて釣果は上がるものです。
手返しは早く、水の中ではフィネスに。。。





face HUバイブレーション

2010-07-07 09:01:38

ずっとテストを続けているバイブレーション。
ハイドアップでは初のバイブレーションプラグです。
仮名もまだない...

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投げて巻くだけに、何が良いのか判断に難しいのがバイブレーション。
それだけに実釣テストはかなり長時間必要になってくる。
外見は同じでも、中身のウエイトバランスが違う数種類のタイプで何が一番良いのかを競い合わせていくとしても、それぞれ普通に釣れてしまうので何が良いのかわからなくなってくる。
なので、長時間のテストの中で総合的に判断していく結果となる。
それが普通になるのだか、追求をしていくとラトル音、引けるレンジ、飛距離、回避能力などなどを加えると少し違うことが大きな差になるのがバイブレーションの世界。

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現在もテストを続けているバイブレーションは、他に目の錯覚を利用を追求している。
サイズは、ライズバッカーに比べて少し小さい。
小さいけど、小さくても大きく見せる、ってよりか太く、ボリュームのあるように見えるようにするにはどうすればいいのかもテーマだった。

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前方斜めから見たプロトバイブレーション。
まるで先頭の新幹線のような形です?

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何故このような形になったかと言うと、このバイブレーションは目の後方からお腹部分にかけてボリュームを持たせてある。
説明するには難しいけど、感覚的にはこの部分だけが最初のボディーだった。
お腹から背中、テール部分にかけてはワームで例えるとテール感覚みたいなもの?
意味わかりませんよね...w

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下から見ると少しわかりやすい。
こうなっている。
くびれが入っている。

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このお腹部分が泳いだ時に太く、ファットに見えるようになっている。
小さくても大きく太く見せるように。
そして、シンプルで使いやすく飛距離が出せて一日中投げても疲れないように。
現在の進行だけど、最終段階に凄く近いところまできています。
が、今年中は納得いくまでテストを続けていきます。






face その名は"OOOPS"←ウープス

2010-07-06 16:11:38

強風、逆風に対してもキャストしやすいこと。
ブッシュやオーバーハング(スキッピング)に入れやすいこと。
キャストのしやすさを求めることは、持続性にもつながるし、キャスト回数も増えてくる。
キャストすることに対してこういったことを求めた。
次に、ウープスに対して求めたことは、集魚力とデカバスが食う確率の高さ。
ノーシンカーでの使用をメインに作りあげたルアー。

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大きさはスピッツ4インチに比べてみるとご覧のサイズになっている。
約3インチで、テール(毛)を入れると約4インチサイズになる。
出荷時の状態では、毛は長めなのでカットして調整することができます。

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ノーシンカーの場合に求められるのはキャストのしやすさ。
このボリュームになるとスピニングタックルではなくベイトタックルで十分使えるウエイトがある。
ボリュームがあるだけで必ず飛距離が出ると言う訳でもなく、このウープスは飛距離も出るようにもテストを繰り返していった。
ボディーはソルトが入っています。
まずはノーシンカーでの使用メインで、どこまで使用範囲を広げられるかも課題だった。
ノーシンカーと聞くとシャローでの使用が真っ先に思いつくが、このウープスはシャローだけではなくディープでも使える。
ノーシンカーに求められるのはフォールでの釣果。
このウープスは、フォール時にユラユラ動くようになっている。
同時に毛がボディー全体の動きを強調するかのように動く。
簡単に言うと、フォールだけでかなりの魚集力があるルアー。
それだけではなく、フォール後にスローに巻くと少しS字っぽく動くようになっている。
ディープと言っても実際には6メーターほどの水深まではノーシンカーでの使用でテストではよく釣れました。
ただ、6メーターまでフォールさせるまでには時間がかかりますが、ノガレスボディーショットをセットすればストレスなく使える。

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ちなみに画像でセットしているフックは、ノガレスフッキングマスターモンスタークラス3/0。
ウィードだらけの場合は、キャストしてウィードの上を引いて、ウィードがなくなるエッジで止めてフォールさせる。
その後、スローに巻いて水面直下をS字っぽく動かすのもありだし、このウープスはスティックベイトとしても使えるので、チョンチョンとロッドアクションをして左右に動かして誘うのもいい。
アシやブッシュなどの場合は、ピッチングで狙っていくことが多いので、ウープスは非常に投げやすく使いやすいルアーになってくる。
手返しもよくテンポよくピッチング、フリップできる。
浅い水深でもフォール時のアクションだけで食わすことができるので、アシ際を狙っていくのはアクションなしで落とすだけでいい。
ノーシンカーの他に、意外にキャロやジグヘッド、テキサスにも使える。

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ウープスのテールは毛。
非常に細い毛。

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水に濡らすとこんな感じになる。
乾いた状態、濡れた状態だけを見ると、どこがいいのかわからない毛ですが...

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水中に入れると一瞬で細い毛がバラバラになってビックリするほどフレアーする。
少しの水流でユラユラ動くほどで、この毛の集魚力は凄いものがある。
様々な毛を試してきたが、ここまでナチュラルに動く毛は他にない。
動画は何かの機会でお見せする予定です。
ただこの毛をワームにつけるだけでは駄目なことも、この毛の特徴であり、長所も短所もある。
長所になるように毛を生かしボディーの形状も考えていったのがウープス。

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毛の束が2本を横刺ししてあるのも特徴。
これだけ動く毛なので、ステイ(止める)すればするほどバイトは発生する。
大きな特徴として、スタッガー(当時はブルーザー)のテスト段階の時も同じだけど、効果がある時は圧倒的な釣果を生み出す。
スタッガーもそうだったけど、ノーシンカーでの使用が最初の出発地点だった。
圧倒的に釣果が出たスタッガーでも、テスト時では全く釣れないこともあった。
状況が全てだけど、効果がある時はどんなルアーよりも圧倒的に釣果が出たのも事実でした。
このウープス、流れ的にはスタッガーに本当に似ているルアーなんです。
特殊なルアーだけに釣れる時は圧倒的なんです。
当たり前だけど、それだけ素晴らしいルアーになったと伝えたい。

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今日もルアーテストで湖に出てたけど、ちょっとウープス(ノーシンカー)を投げてみると40までのサイズが入れ食いになった。
もうちゃんとしたサンプルが少ないし...
このウープス、発売予定は9月。
楽しみにして下さい!