HIDEUP Blog 横山直人

ワイドをフォールで使用する為に〜エビ藻編〜

2015-05-26 21:58:25

昨日はワイド+ジグのフォールについて書きました。

今日はそのワイドをフォールで使用する時の説明をしたいと思います。

 

陸っぱりでもボートでもよく水面が黒っぽく影の様に見える事はありませんか?

特にコレからの時期にその光景を良く目にする様になります。

こんな感じです。

hideup 横山直人 ブログ写真 2015/05/26

この黒い影は『ウィード』である事が多いです。

このウィードの影を見える様になりましょう。

光の加減で見にくかったりしますが、慣れてくると普通に見えます。

その影を横から見たら来んな感じです。

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赤い◯で囲った部分が影になって見えてます。

 

この影が見えるとこのようなものが見える様になります。

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水面に少しだけウィードが出てたりします。

横から見たらこんな感じです。

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コレを見付けてよく見るとその周りが影になって見えるようになる事もあります。

影が先に見えるか、水面から出たウィードが先に見えるかはその人に寄ってことなります。

しかし、ウィードが伸び始めた状況の場合、水面に出るまで時間がかかるので先に影を見付けるようになる方が望ましいです。

 

先ずはこのウィードの影を探す様に心掛けて下さい。

エビ藻の生息する条件として多いのがボトムの状況です。

エビ藻の生える底質は固い。

また浚渫エリアではエビ藻を目安に水深が浅いのか、深いのか判断してます。

エビ藻は水深比較的浅い所でよく生息します。

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浚渫エリアではエビ藻の生えてる所が浚渫の上がった場所、つまりエッジである事も多いです。

なのでエビ藻は地形の判断にもなります。

 

そのエビ藻の影もしくは水面から見えてる所にワイドを投げて下さい。

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ワイドのフォールイメージはこのような感じです。

エビ藻にタイトに落とす。

浚渫の下まで落とす。

このイメージです。

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エビ藻が生息するとエビ藻自体が固いので縦ストラクチャーになります。

橋脚や取水塔、杭と同じ扱いです。

後は徹底的にエビ藻に沿って落としていく。

コレだけです。

丁寧に、的確にウィードに沿って落として行く作業を延々繰り返します。

コレが大佐のエビ藻パターンです。

無限に広がるエビ藻を徹底的に打って行くのですが、その日その日で水質、流れもありますので次のステップではその辺りも考慮して打って行く動作を繰り返します。

同じ様なシチュエーションでも浚渫に絡む事や、水通しの良い事、ベイトが溜まる事等々釣れる条件を打ちながら探して行って下さい。

 

 

番外編として風、流れの有無によるウィードの打ち方を書いておきます。

意外と知ってる様で知らない事だと思います。

無風の時はウィードは真っすぐ立ってます。

なので先に書いた通りウィードにタイトに投げて下さい。

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しかし風が吹いたり、放水量が増えたりするとこんな状態になります。

ウィードが寝てしまったりします。

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この時によくあるキャストがこんな状況です。

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Aに投げればウィードにタイトにフォールします。

Cでも同じ状況です。

しかし、BとEはどうでしょう?

水面付近ではウィードにタイトかも知れませんが、ボトムに落ちる頃にはウィードからかなり離れてしまってます。

なのでこの場合はA.CそしてDに投げて下さい。

Dは着水時はウィードの上ですが、ウィードを抜ければタイトに落ちる事になります。

 

意外とこの事を考えないまま投げてる方をよく見かけます。

チョットした事で釣果が変わりますので是非意識して投げてみて下さい。

 

参考になりましたか?

 

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