最近の釣行で必ずバスを手にしているのが「HU-クランク」
HU-クランクを使う理由が、横の動きが有効!ってのは勿論ですが、大佐が一番重要に考えてるのは
「面で探れる」ってことです。
今の時期のバスは非常に足が速い印象です。
その足の速いバスにワームやジグのような「点で探る」ルアーで対抗しようとしてもなかなか効率が悪い。
ここに絶対にバスがいる!っとわかっておれば別ですが、毎週末しか湖上に出れない大佐がその作業をするとおそらく・・・釣れない。
一見、しっかりじっくり粘ってバスを狙う方が釣れるような気もしますが、足が速いバスを狙ってるので面で釣れるHU-クランクのような巻くルアーの方が効率良くバスを探していけます。
ただ、面で釣ると行ってもバスだけ探してるのでは無く、水中の状況も把握しながら巻いてます。
HU-クランクは非常に小ぶりなボディですが、キャスト時の飛距離も十分出ますので広範囲を探ることが可能です。
「ロングキャストが可能=広範囲を手早く探れる」
その中で、水中の状況、特にどこにどんなウィードが生えてるのか、ウィードがどんな生え方をしてるのかも確認しながら巻いてます。
最近大佐が良く行なってる場所は良質のカナダ藻がパッチ状に生えてるところと、南北に線状に生えてる所を中心に巻いてます。
このウィードはクランクを巻いてて分かった事で、このカナダ藻に当てて、止めて、浮かすライザーアクションを行なってます。
どんなエリアでも最初にキャストしてるのがHU-300です。
HU-300はその名の通り3mを中心に巻けるクランクベイトですが、フロロ12lbでロングキャストすると3.5mくらいは軽く潜水します。
それだけあれば大体の水中状況がわかります。
3m潜水するクランクとなると巻き抵抗も大きい?と思うかもしれませんが、HU-300は心地よい巻き抵抗。
MACCAであれば71M+で手首が痛くなることもありません。
時折ストップアンドゴーアクションを加えたり、ウィードに当ててライザーを行なったりを繰り返してバスを面で探してます。
この探り方は琵琶湖だけではありません。
野池でも河川でも同じ事を行います。
自分の行くフィールドでHU-150でも200でも300でも400でも投げてください。
自分で選んで投げたクランクを巻いて底にゴンゴン当たるなら一つ番手を小さくしていけば自分のフィールドの水深がわかります。
さらに、自分とルアーの間に障害物があるのか、ウィードがあるのか、何も無いのかもわかるようになります。
一通り巻いてみて巻いてる最中に何かに当たればその時は「面の釣り」から「点の釣り」に変えて探るようにしてバスを探して行くだけです。
注意しないといけないのは鬼巻きをして状況確認をすると何かに引っかかってルアーロストになる恐れがあるので、クランクを巻く時は必ず「ア・モ・キ・ハ・マ」です!
水中を目で見えないので、巻いてる感覚が重要になります。
ゆっくり巻きながらクランクのリップが何を捉えるのか感じてください。
最近琵琶湖でポイント到着後1投目からライトリグを投げる方を良く目にします。
自分の投げるところの水深、何があるのかの確認をしっかり行うことがこれからの季節は非常に大切になります。
点で探る前に先ず、面で探る動作を。
結果的にその方がバスへの近道になるのは経験上のお話です。
毎回毎回同じ動作をして「違い」を探してます。
これからの時期はどんどんウィードが枯れて状況が変わっていきます。
そんな中でも青々を生えるウィードエリアは冬場でも絶好のポイントとなりますので今のうちからしっかり探すのもこれからに繋がる釣りと思います。
広範囲にバスも水中の状況も水深も探れるHU-300は今の大佐に必須のルアーです。