HIDEUP Blog 吉田秀雄

ウープス

2010-07-21 10:24:36

ヘビーテキサス、ジグ。
今の夏の定番ルアーだ。
時期問わず、琵琶湖では強い釣りが定番。
もちろんでかいバスを狙うために使う。
大きく見て琵琶湖では、スコーン、テキサス、ジグ、ヘビーダウンショットなどがデカバスを狙うための定番ルアー。
時期によっては、クランクやスピナーベイトも入ってくる。
この強いルアー達で押し通すのが、琵琶湖でデカバスを釣るための秘訣とも言えるべき存在となっていると思います。
だけど、いつもそれだけでは辛い状況が多い。
特に今年は琵琶湖のコンディションも多々変化して良くない状況が続いている。

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これら定番ルアーと同等にデカバスを狙うために他のルアーがないか?と作ったのがウープスだ。
昨年から自分自身、琵琶湖の定番と言われるルアー達をなるべく使わず、頼らないようにして、このウープスの開発&テストを続けてきた。
時期や状況にもよって釣果は当然違うけど、長い間で見た場合、スコーンやジグなどの定番ルアーの強さは身にしみてよくわかった。
だけど、そればっかりじゃ今後活躍するルアーは作れない。
今まで以上にルアーの引き出しを多くすることも自分の仕事ですからね。
琵琶湖の場合、攻略するべきことはウィードだ。
どこまでも続くウィード。
水面ビッシリのウィード。
どこにいるかわからない、逆にどこにいてもおかしくないのが琵琶湖。
広範囲に探る、スピーディーに探る、水深関係なくシンカーの違いやリグで対応できるルアー、そして良いスポットを見つけたらそこで食わすルアーが欲しくなってくる。
上の写真はノーシンカーのウープス。
ヘビーロッドで20ポンドラインでも十分な飛距離が出せる。
着水後、スローに巻くだけでもいいし、スティックベイトとしても使える。
他にヘビキャロにも相性がとてもいいし、ジグヘッドもいい。

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風が吹くことも多い琵琶湖。
ノーシンカーだけでは辛い状況もある。
風が吹いていない状態でも、しっかり真下にフォールさせるために、3〜6メーターを超える水深などを狙う場合は、ノガレスのボディーショットをお腹部分にねじ込む。
キャスト後は、フリーフォール、カーブフォールで狙う。
これだけでもノーシンカー感覚で幅広い範囲を攻めることができる。

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ボディーショットを頭付近にセットすれば、頭下がりでフォールしてテキサス感覚で使える。
他に普通にテキサスでウープスを使うのもありです。
ボディーそのものにボリュームを持たせ高比重にしています。
ボディーだけでも釣れるウープスですが、毛での集魚力は凄いものがあります。
ここまでナチュラルにフレアーし動く毛は他にないでしょう。

DSCN4780.jpg

約200本あったウープスのサンプルも残り2本...
ボロボロになったウープスを直して使い続けていますが限界が...
工場からサンプルが届くのを待っています。