HIDEUP Blog 吉田秀雄

ワッパー

2010-08-20 15:34:51

ワッパーはホントよく釣れるワームです。
ストレートワームにカップがついただけですが、そのカップがホント効果的なんですよね。
チョンチョンとアクション入れても動かないように...
この手のストレート系のワームは、アクションを加えるとダートしたりします。
ワームを逆に動かさないように作るのも難しいんです。
カップが直進性を増す役目にもなっていますが、スプラッシュを出すためのカップです。
今は生産していないスピッツをより飛距離が出せるようにしたのがワッパーです。
比べるとファットになっています。
カップの形状も少し変えて丈夫にさせました。
パッと見た目は変わらないですが、よく見ると違いは歴然で、キャストしても飛距離は全然違います。
フォールさせて狙うにしてもワッパーは高比重なので狙った場所にタイトに落とせます。
ノーシンカーでも、ちょっとした重みのあるフォールの差が有利になったりします。

201008.jpg

水面までビッシリ生えてるウィードエッジを狙うにしても、ウィードの上にキャストして引いてやると、ワッパーはしっかりスプラッシュを出して滑るように泳ぎます。
その後、エッジで落とすにしてもこのスプラッシュでバスを上に意識を向かせるだけでもフォールで食わす確率はグンと上がります。
ワッパーが効果ある状況ですが、一番見ないといけないのが水質です。
普段より濁りが入ってる時などはフォール。
いつも通りの水質なら水面で効果あることが多いです。
琵琶湖でも通常の水質ならいいんですが、少しでも濁ると効果は落ちることが多いです。
でも時には逆に食いまくる日もあるので、実際に投げまくってみないとわかりません。
南湖も北湖もベイトがかなりキーになります。
浅い水深で使うことが中心ではなく、ベイトさえいればどんな水深でも投げることをオススメします。
もちろん水面&水面直下で。
深い水深だとバスが上に興味を示すのが時間がかかる場合があります。
何度も何度も同じ場所付近を角度を変えて、まるでベイトが逃げ回ってるかのように演出し、上で食わすことがワッパーの魅力です。
ワッパーはホント凄いルアーです。
使って味わった人しか理解できないルアーです。
オススメはスピニングタックルでの使用。
時に狙う場所によってベイトタックルもいいんですが、ベイトで一日ずっと回収ほどのスピードで巻くのも限界があります。
投げまくって下さいね。。。