まず最初に...
本来であれば実力のある選手が出ることが当たり前です。
いい成績を出せてない自分が、こうやって今年もオールスターに出場できたのもみんなの応援があるからこそです。
こうやって今年もチャンスを与えていただいたことに心から感謝しています。
ありがとうございます。
そして、毎年素晴らしいステージを与えていただいたバサースタッフ様、運営スタッフ様、各メーカー様、市の皆様に感謝します。
今年は開催できない...そう思った方も多かったと思います。
僕もそう思っていました...
継続は力なり...P20にも書いてある通り、真の継続とは、困難を克服して初めて達成されるもの。だからこそ力になる。
一本の電話があり開催できることを知って本当に嬉しかったです。
開催地は利根川です。
*以後は、記事に書いてある以外の気持ち的な部分も含めて書ければいいなと思います。。。
記事にも書いてある通り、利根川の記憶はほぼナシ状態でした。
過去のGPSに入れてあるマークをチェックしても、あれ、こんなに浅い場所で何を狙って釣りしてたのかな?なんてポイントが何カ所かあった。
後でわかったことだけど、地震で地形が大きく変わっていた。
深くなった場所もあったり、逆に浅くなった場所もあった。
地震の影響による地形変化は多々あって、護岸やテトラが多い利根川では見ただけでわかるほど悲しい光景が各地で見られた。
寒波が来る...
これは過去のオールスターで試合直前に何度か経験していること。
今回も寒波と言う表現は大袈裟かもしれないけど、寒くなることを前提に考えてプラクティスでは最初からシャッドではじめてみた。
寒さ、急激な気温低下では特に強く有効なシャッド。
過去のオールスターでも何度も出番があった。
広いエリアだし巻いてスピーディーにチェックできるのも強みです。
記事には書いてないけど実際は他のシャッドも試して何が合うかをチェックしている。
それで利根川でその時の状況を見て合うと思って選んだのがワスプ55でした。
見事に正解だったのか、ポンポン、ポンポンと連続で釣れたのが2回もあった。
この利根川のバスは正直スレてるのかスレてないのかもわかりません状態。
でも、簡単には釣れないことがスレてる感を持った。
スレてるならクランクを使うにしても、今の状況なら寒さも合わせて派手に動くタイプよりもスーっと動く方が有効かと感じた。
なのでクリアーウォーター的な感覚が通用するかもしれないと...
実際に今年の春の琵琶湖でも、ワスプ55はめちゃくちゃよく釣れた。
ワームでは食わないバスが凄く反応した。
普通なら少し流してたまに釣れて移動するような場所でも、シャッド(その時はワスプ55)なら数もサイズも出て粘る釣りができる。
湖が違えども考え方は共通するし、場所も全く違っても環境が同じような場所に必ずバスはいる。
寒さに強そうなエリアを探し、ワスプ55に食ってきた4本のバスが大きなヒントを与えてくれた。
連発が2回。当たれば釣れるって感じよりも、食いが立てば釣れるイメージが強かった。
食いが立つ時間帯にルアーを投げることがいかに大事なのかは当然わかってる。
でも見えない世界です。釣ってみなきゃわからない。
ここで生きたのは琵琶湖での釣りだった。
時間がズレるとボーズ。合うとコンスタントに釣れる。
そんな経験は何度もしているけど、今年の秋の琵琶湖はそんな状況がやたら多かった。
バスがいるポイントに入っても食わない時は何やっても食わない。
そんなタイミングに入ったらダメに決まってる。
でも理想な場所、良い場所に必ずいるのがバス。
なんでわかるかって言うと、水の綺麗な日の琵琶湖はバスが見える。w
食いが立ってる時はバスは頻繁にルアーを追う姿が見えるし釣れる。
ダメな時は完全に横に通るルアーは無視...
このバスの状態を常に考えた。
あくまでも例としてあてはめた。
一回通しただけでは食わないから、何度も何度も同じコースを通し、時には違う角度を通して食うまで通す覚悟でやる。
簡単に言えば何度も何度も同じコースを通すこと。
クランキングでも同じことが言える。
2004オールスターだったかな?クランクで6キロ弱を持ち込んだのも同じ考えで、一日中投げてる場所はたった約20メーター四方ほどだった。
初日の4本のバス。
これがヒントとなって残りのプラクティスを行った。