HIDEUP Blog 永野総一朗

バイトは寝て待て。~これが出来るとスタ3ヘビダンはもっと釣れる!~

2015-05-11 22:35:44

『ヘビダンって難しい、、、、』

って思っているそこのアナタ!!!

 

 

このことに、、このことにもっと早く気付いておけば、、、!!

きっと、もっと沢山のバスを釣ってただろうなあ。。。

 

と本気で後悔している今日この頃。あ、僕のことです汗

hideup 永野総一朗 ブログ写真 2015/05/11

今回はスタ3ヘビダンの「動かし方」についてのお話。

「どこが釣れるの?」と、エリアに関しての質問を受けることもありますが、僕が思うにこの「スタ3ヘビダン」の釣りにおいては、エリアやスポットは割と2の次。

もちろんボートフィッシングでこの釣りをしている以上、確かに本数やサイズはエリアによって変わってはきますが、バイトの出し方はどこでも同じ!

 

どんなに良いエリアをやっていても、スタ3ヘビダンに関して言えばこれが出来なければ、「ノーバイト」。 アタリ来ないと思って良いです。

逆にこの竿捌きをマスターしてオカッパリで結果を出している人も数知れず、、、

これまでブログでも紹介してきて、うまいこと一言にまとめられてなかったんですが、要はこういうことかな、、と。。

 

「バイトは寝て待て。」

 

もちろん自分が寝るんではないです笑

「=ロッドを寝かせて(立てずに)ステイできているか」

ということ。 

ゲストさんと一緒に釣りをしていても、これが出来る出来ないでバイト数が変わっておりました。特に風が出たときなんかは顕著に差が出ます。。

ロッドを立てて、まだかまだか、、とバイトを待っている人にはなかなか来ないのに、ロッドを寝かせて待っている人には、、「あっ!きた!」いともあっさりと。。汗

 

ロッドを立てるのは以下の3つのタイミングのみ!!!

 

①魚がルアーを食っているか「聴く」とき。

②ルアーを移動させる(ズル引く)とき。

③魚を掛けたとき。

 

この①~③以外のときは必ずロッドを寝かしておくこと!!!これがバイトを出すコツ!!

自分自身がもっと早く気付きたかった。。。泣

 

では、

動画の切り取りを使って再度、「動かし方(竿さばき)」を確認!!

 

まずキャスト!

からの着水後はラインスラックを出して、ラインテンションを絶対にかけずにフリーフォール。

水面に浮いているラインをたるませたままリグをボトムに落とします。

hideup 永野総一朗 ブログ写真 2015/05/11

僕の場合は4m前後のレンジを狙っていることが多く、

その水深であれば、7gシンカーの40cmリーダーのヘビダンの場合、だいたい8秒~10秒程、まず放置。

※もちろんロッドは立てずに寝かせたまま※

 

hideup 永野総一朗 ブログ写真 2015/05/11

次に、ロッドは寝かせたままで、ゆっくりラインスラックを取り、リグの重さが伝わってきたかな~ってとこで、軽くロッドを持ち上げてバイトを「聴く」。

このときすでに魚が付いていれば、ラインテンションがかかる前くらいから「コツコツ」とか「グングン」とか、手元に伝わってくるので、そのときはフッキング!

 

魚が付いていなければ、、

hideup 永野総一朗 ブログ写真 2015/05/11

ズル引き。

ウィードがかかっていれば、「トントントン」とロッドを軽く煽って、解して外す。

外し終わったら、※絶対にリールは巻かずに※ 再びロッド寝かしてステイ。

hideup 永野総一朗 ブログ写真 2015/05/11

今はだいたい6秒くらいステイしてます。

この間にスタ3をボトムまでフリーフォールさせ、置いておくんです。

6秒ステイが終われば、※ここで初めてリールを巻き※、ラインスラックを取ってから再び「聴く」動作に移ります。

この繰り返し。

 

ではなぜロッドを寝かせるのか。。

要は食わせの間=ラインスラックをきちんと作る為です。

この釣り、ズル引きしている途中で、ゴンゴン!グイーン!!と食ってきたりすることはほぼありません。

「いやいや!ヘビダン、ズル引きしてる途中でキタヨ!!」 と感じる方(以前の私、、笑)はズル引きする前のステイですでに食っていて、ズル引きし始めたときにバスが走り出す為、食ったと勘違いしてしまい易いです。

口を使うのは、基本はワームがボトムに着底しているとき。「スっ!」と吸われています。

リーダーを40cm取っているのは、40cmの高さをフワーっと落として見せたいからです。

決して40cmワームを浮かせたい訳ではありません。

なので、スピニングタックルでやるダウンショトリグのようにワームを浮かせてラインをピンピンして中層をシェイクシェイク!

とやると基本的に食いません。

少なくとも僕は、スタ3でそんな食い方を体験したことがない。。。

 

(ボートが動かなければ)リールさえ巻かずにロッドを倒せば絶対にラインスラックができます。

ロッドを立ててしまうと、ラインが張ってしまうからダメなんです。

ましてや風が吹いていたら、空中のラインが風に押され、勝手にラインが張ってしまう⇒水中のスタ3が引っ張られて浮いてしまう んです。

 

スタ3ヘビダンをやるのはジグやテキサスをやっているのとは少し違います。

ベイトタックルで3インチワームのノーシンカーをやっているんです。

少しでもライン張ったらすぐにワームが動きそうですよね?

なので、ロッドを寝かして、ラインスラックを作り、ワームが勝手に浮かないようにしているんです。

 

つまり、知らない間にバスは食ってます。

そしてロッドを立てたときに初めて食っていることを”確認”しています。

以前の私はこれを「ロッドを立てたときに食った!!」と勘違いし、ずっとロッドを立ててアタリを待っていましたが、それはそれは食いませんでした。

 

そしていつしかヘビダンが苦手に。。。。汗

今はやっとそれを勘違いだったと理解してバイトが取れるようになりました、、笑

 

 

ちなみに、身近で見ていて、この動作が本当に上手なのが、ワイドの達人、森さん。

森さんの実釣動画をいくつか見てみて下さい。

バイトを聴くとき、アクションするとき、魚を掛けるとき 以外はロッドを寝かして待っています。

昔、森さんと同船したときに、森さんのヘビダンばかりアタリが出てました。

「きっと丁寧なんだろうな~(何が丁寧かは分かっていない。汗)」としか当時は感じませんでしたが、要はこういうことだったんだと今更ながらに動画を見ていて気付いたんです。

 

森さんの動画2本と、私のBRUSH動画1本を張っておきますので、ロッドの寝かし方に注目して見てみて下さい。

きっと基本的に、「聴くとき」「アクションするとき」「魚を掛けるとき」以外はロッドを立てていないはずです。

どちらかというと、2番目の、森さんのハイドアップ動画の方がキャストからフッキングまでが映っているので分かりやすいかも!

 

森さんは、アクションした後、少しラインを巻き取っていますが、本当に余分な分だけを巻き取っていて無駄にルアーまでは動かしません。

これが出来れば一番良いんですが、僕は出来ないので、基本はアクションした後は”リールを巻かずにステイ”という形を取っています。

 

普段、ヘビダンやる時、ロッドを立ててバイトを待ってませんか?

「バイトは寝て待て」

これが出来れば、ヘビダン釣れます! 是非、実践してみて下さい!


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