過去釣果から学ぶ。だてまき丸でマゴチのお勉強!
過去釣果から学ぶシリーズ。今回は9月のだてまき丸さんの釣果。やっぱりワイドのフッキングは良いなぁ。
この頃はだてまき丸さんに良く行ってました。自分で船出して釣りするのももちろん勉強になるのですが、乗合船に乗って釣りすることもとても勉強になります。
まずはブログをご覧ください。
2017/9/1のブログここから↓
今回は、子安のだてまき丸さんにお邪魔させて頂きました!
2017/9/1のブログここまで↑
乗合船とボートの釣りで大きく違うのは舷の高さと、船の流し方です。
ブログにも少し書いてありますが、ボートに比べて乗合船は舷が高いので釣りをする時の足場が高いです。足場が高いと、ラインが風の影響を受けやすいので、ボートで釣りをするよりも少し重めのジグヘッドの方が底取りがはっきりするのでおススメです。
船の流し方は、ボートではドテラ流し、乗合船はスパンカー流しで流すことが多くなります。(状況にもよります)ドテラ流しとは風に船を流す流し方です。スパンカー流しとは風に船を立てる流し方です。流し方によって船の流れる向きが変わってきます。
流し方についてお伝えしましたが、実は釣り人にとって重要なのは、船の流し方ではなくて、その流し方でどっちに船が流れているかを理解できているかです。船が流れている向きがわからないと、マゴチ釣りは成立しません。
船が流れている向きを理解して、船が流れていく方向に向かって投げてアクションさせる方が釣れるのか、逆に船が遠ざかる方向に投げてアクションさせる方が釣れるのか。釣れるのかもありますし、アクションさせやすいのかもあります。いずれにせよマゴチ釣りは船の流れている方向を理解した上での、底取りでありアクションです。
僕が良く言う、リトリーブ2回転からテンションフォールのリトリーブアクションは、投げたルアーに船が向って流れていく方向でしかアクションはできません。逆に投げて同じことをすると底に着くことはなく、ボトムから離れたところをずーっと泳いできてしまいます。その状態ではマゴチは絶対釣れません。
船がどっちに流れるかというのは、風具合だったり潮具合だったりでも変わりますし、船長の操船のクセみたいなものも関係してきますので一概に流し方でどっちに流れますとは言えません。どっちに流れているかわからなければ、エサ釣りの船に乗っているならエサ釣りの方のラインがどっちに流れているかを見ればわかります。それでもわからなければ、ルアーを真下に落としてボトムに着けて、迷惑にならない程度にそのまま放置してみればそれでわかります。
そういえば、アクションのさせ方については色々お伝えしてきましたが、船の流れ方については伝えてないかもですね。次回以降に詳しくお伝えします。