HIDEUP Blog 須江一樹

鹿島港幸栄丸さんでマゴチ!渋めの展開ながらオリジナル3.5で攻略!

2021-07-09 11:17:12

関東でマゴチ船が乗合で出ているフィールドは大きく二つのエリアです。一つは僕が普段ガイドで出船している東京湾。東京湾はルアー船も出していますが、エサ釣りの船がメインで出船しており、船によってはそのミヨシ側で釣りをさせてくれるという感じで乗合でマゴチ釣りが出来ます。もう一つのエリアは今回訪れた、茨城県鹿島エリアです。鹿島も乗合でマゴチ船を出してくれます。

 

今回は幸栄丸さんにお世話になりました。諸事情で前日深夜に釣行を思い立ち、飛び込みで伺わせて頂いたのですが、快く乗せて頂き助かりました。もちろん予約するのが本来で、予約した方がいいに決まってますが、飛び込みでも乗れる可能性もあるというのは乗合船の一つのメリットだと思います。(完全予約制のところもあります。幸栄丸さんに乗る際にも基本予約をお願いします。)

 

https://koueimaru-f.jp/

 

さて、久しぶりの茨城でのマゴチ釣り。茨城のマゴチ釣りは釣りのイメージでいえば東京湾と全くと言っていいほど変わらない印象です。東京湾でいえば富津や大貫でずーっと釣りをするイメージでしょうか。

 

ベタ凪で潮がたらたら流れるマゴチ釣りでは最高のコンディションの一日でしたが、アタリがない…コンディションとしていうなれば少し雲が厚くて暗いかなーくらいでしたがすこぶる釣りはしやすいので、なぜ釣れないんだと頭を悩めます。水深は大体11~13m辺りを流すことが多かったです。鳥もチラホラ、ワカシも追ってくる。これはイワシいるなーと思い、そんな時はあいつか!って感じでルアーチェンジすると

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2021/07/09

やっぱりー!オリジナル3.5ウルメイワシ!イワシベイトの時のウルメイワシカラーは間違いない!!

 

朝はアカキンだ!とアカキン投げたり、定番モエビだ!とモエビ投げたり、鹿島と言ったらオレンジでしょ!とチャートオレンジBF投げたりカラーは色々試したんですが、アタリがない…

 

結局イワシベイトにはウルメイワシなのかなーと感じた1匹目でした。でも実はアクションのパターンにも肝があると思っています。

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2021/07/09

はい!ウルメイワシで二匹目!!二匹目はブレードチューン!!

 

実はヘッドの重さに秘密があります。アタリが出だしたのは40gにジグヘッドを変えてからです。25gでも楽勝でアクションが出来るほど釣りがしやすいコンディションでしたが、25gも30gもアタリが出ずに40gにしたらアタリが出ました。

 

一昨年あたりからそうかもと思っていたことですが、やはりフォールスピードとルアーが持ち上がる高さの加減なのか、ジグヘッドの重さが重い方があたりが出るという状況が少なからず存在します。今回もそのような状況だったと思います。

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2021/07/09

2匹目は59センチ!惜しい!!でも十分満足!嬉しい!!

 

アクションはいつものリトリーブでのリフト&フォールから始めました。リール1~2回転という基本の範囲から始めてアタリが出ず、もっと高く長くリフト&フォールをするためにリール5回転ほどまで試しましたがアタリは出ず、逆にボトムべったりを攻める為にリール半回転ほどのピッチで細かくリフト&フォールをするようにしたらアタリが出るようになりました。

 

細かくかつスピードをあげてボトムべったりを攻める為に40gのジグヘッドという選択で、アクションを変えると同時にジグヘッドの重さも変更しました。

 

基本的にはジグヘッドの重さは水深でセレクトすれば僕は良いと思っています。簡単に言うとはっきりと底が取れたうえでのなるべく軽めの重さをセレクトする。東京湾で風がない場合なら4~5mが20g、6~7mが25g、8~12mが30gという感じでしょうか。ただ今回はアクションに合わせてジグヘッドを変更してヒットが増えたので、アクションに対するジグヘッドの重さの選択という選択肢もあるのかなと思っています。

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2021/07/09

続いてはレッドG・R/F”こちらは鹿島定番カラー!

 

パターンを掴んだかに思えましたが、2匹目以降再度アタリがなくなりました…こんな時になぜか鹿島で釣れるのはレッドG・R/Fです。何度も鹿島でこのレッドG・R/Fに救われています。

 

アクションは変わらずリール半回転のリフト&フォールで、ジグヘッドも40gのままです。この一匹の前にも1匹ヒットして抜きあげようとしたら意外と重くて口が切れて落下…失敗したー(´;ω;`)

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2021/07/09

それもそのはず。仙台マゴチのようなカエルプロポーションなでっぷり鹿島マゴチ。これを抜き上げは無理だわ

レッドG・R/Fがヒットし出してからは、アタリが頻発!でもなぜかバレる。この辺は研究の余地ありですね(´;ω;`)

 

リール半回転の底べったりリフト&フォールという明らかにに釣れるパターンと、オリジナル3.5のレッドG・R/Fに40gジグヘッドという釣れるルアーが見つかったのは残念ながら終了間際…結局キャッチ数は伸ばせず3キャッチ1ポロリで終了でした。

 

全体として難しい日だったかと思いますが、一日集中してマゴチと向き合って釣りが出来たことが何より楽しいと感じた一日でした。当たり前ですが真剣に釣りするって本当に楽しいですね^^

 

スタッフの方も皆さん親切で、船長も明るく楽しい方で本当に一日楽しめました。マゴチ乗合に幸栄丸さんおススメです。

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