HIDEUP Blog 須江一樹

川のコイケシュリンプズル引きに必須の二つのアイテム!

2021-07-29 19:26:14

引き続きチニングネタです。

前回→川のチニングはコイケシュリンプのボトムリトリーブで広く探れ!

前々回→狭い&根がかりポイントにはワイドホグのボトムバンピングで攻めろ!!

 

前回は川のズル引きについてお伝えしました。今回はもうチョイ踏み込んだ部分をお伝えします。

 

まずコイケシュリンプのセッティングです。フリーリグ自体のセッティングは今やもう定番となったフリーリグのシンカーをウキ止めゴムで止めるというものです。

hideup 須江一樹 ブログ写真 2021/07/29

ウキ止めゴムやスイベルは何でもいいと思うのですが重要なのはシンカーとフックです。

 

フック:イチカワフィッシング MUKADE 1/0

シンカー:バリバス TGグレネード クイックチェンジャー 10or14g

 

釣りが理解できてくるとタックルも必要なものが理解できてきます。まずフックについてですが、もうホントに結構色々やったんですが、今やもうこれしかない!って言うほどチニングベストフィットなフックがイチカワフィッシングさんのMUKADEです。

 

そもそもオフセットフックじゃないの?って思った方。遅れてますよ(笑)

今やフックは縫い刺しの時代。やってみればわかります。もうとにかくこの釣り掛からないアタリ多すぎですから(泣)

 

この縫い刺しセッティングもモリゾーさん考案です。掛からないアタリを掛ける為のフックポイント丸出しの縫い刺しセッティングです。(たぶん)モリゾーさんは違うフック使ってますが、僕はこのMUKADEを強くお勧めします。

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2021/07/29

このMUKADEをおススメする理由は、まず縫い刺しを最初から視野に入れたマス針だという事です。縫い刺しを視野に入れているのでケンと呼ばれるワームキーパーがフック自体にすでについています。こんなマス針他にありません。普通のマス針を縫い刺しにするとワームがズレて使い物になりません。でもMUKADEは縫い刺しでそのまま使えます。

 

加えてMUKADEは針にヒネリが入ってるのでフッキング率が非常に高いです。ズル引きの釣りはフッキングをする前に、まずキビレの口周りにフックを立てる必要があります。動作でいうと、ドンドンと底をとりながら巻いてきてアタリがあったらしっかりと乗るまである程度巻いて、重みが乗ったらフッキングという順番です。

 

そうすると比較的歯に針が乗りづらく、口の周りの柔らかいところに刺さる可能性が高くなるのですが、その際にヒネリが入っていることで針が身に立ちやすく、フッキング率をアップしてくれます。フッキングする前のフックアップさせる段階においては、釣り人は何もできることはなく針の性能でしかフックアップする可能性は上げられませんので、このヒネリの効果は大きいと思います。

 

もちろん針先の刺さりも抜群です。強度も十分で、食われて曲げられたり針を外すときに曲がったりもありません。針モチも良いのでコスパ最高です。コイケシュリンプには1/0がマッチします。

 

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続いてTGグレネードシンカーについてです。まずシンカーの素材はタングステン一択です。もちろん鉛でも釣れるのですが、底のドンドン感を伝える感度がタングステンは段違いですのでタングステンは非常に釣りがしやすいです。また同じ理由でシンカーの形状は接地面積を広くとれる丸っぽい形の方がドンドン感がわかりやすいので、スティック型ではなく川では丸っぽい形状を使用します。

 

刻々と変わる潮の速さと、釣れる水深、そして風の強さに小まめにシンカーを変えて対応できるハンガータイプであることと、シンカー自体になんgと印字で無く刻印されてあるのがTGグレネードシンカーは地味に嬉しいです。

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2021/07/29

 

重さは10か14gを使用します。もっと重い方がズル引きならいいんじゃないの?と思うかもしれませんが、どちらかというと本来軽くしたいくらいです。というのも前回お伝えした通り砂地の凹凸の凸を捉えてくるズル引きなので、言い方を変えると若干ルアー浮き気味のズル引きです。本当にズルズル底をひいちゃうとあんまり釣れませんので、出来れば底が取れればシンカーは軽めがおススメです。底が取れないとスタートラインに立てないので、個人の力量と状況でシンカーの重さは適宜調整してください。底が取れなければ重くしましょう。

 

また、「ウキ止めゴムっているんかい?」って話もありますが、これたぶん必要です(笑)

 

これも考案者じゃないので「たぶん」なんですが、理由はキビレがルアーを最も発見、捕捉しているのは実はキャストしてからのファーストフォールだと思っているからです。

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2021/07/29

キャストして着水からのファーストフォールでルアーを見つけて、フォール中にルアーを追ってきてルアーが着底、そのままボトムを這っているルアーを捕食するという流れが、最も多いバイトまでのパターンではないかと思っています。というのも着底直後のバイトがこの釣り多すぎるんです。

 

このファーストフォールの時にウキ止めゴムがないと、シンカーとワームが離れてしまうので着底直後のバイトが取りづらいことと、シンカーとワームが離れることで生まれる漂うアクションの間がキビレのチェイスを止めさせてしまう可能性があるので、ウキ止めゴムは必用なんじゃないかと思っています。イメージ的にはファーストフォールの最中にすでにキビレはルアーにチェイスしてて、チェイスさせたままズル引きアクションにスムーズに移行させたいという意味からウキ止めゴムが必要なのかなと思っています。たぶんです(笑)

 

結局ハイドアップブログなのにイチカワフィッシングさんとバリバスさんの商品の事ばっかり書いてしまった(汗)

でもこの二つあってのコイケシュリンプの釣果ですのでこの部分はちゃんと伝えたかったです。次回はしっかりコイケシュリンプの事について書きます。

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