HIDEUP Blog 須江一樹

船からのワイド4インチの動かし方(2)

2017-10-22 22:42:30

はい!では船からのワイド4インチの動かし方2回目!今回は着底以外を書いてみようと思います!
 
前回は
 
チョンとロッドを煽る→リールを1、2回転巻く→テンションフォール→着底
 
の「着底」に絞って説明をしてみました。
 
では、今回はテンションフォールについて説明させていただきます。
 
 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2017/10/22

 
テンションフォール時の重要な要素は着底までの秒数です。僕はリールの巻きをストップしてから、テンションフォールを開始して、着底まで2秒を基準としています。
船からのマゴチ釣りにおいて、マゴチの活性に合わせて変える要素は、ルアーの形・大きさ、カラーの他に、テンションフォールの長さを変えることで、釣果に差が出てくると考えています。
 
具体的には、まずリールの巻きストップ~着底までを2秒からスタートします。2秒から時間をだんだん短くしていきます。2秒より長くしてあまり良かった事はありません。
だんだん、短くしていくといっても1秒以上はテンションフォールの時間をとります。1秒より短くてもあまり良い事も今のところありませんので。
書きながら考えてみると恐らく0.2秒刻みくらいでテンションフォールの時間を調整しています。(前回のテンションフォールの時間をiphoneのストップウォッチで再現したら1.8秒でした(汗))
 
と、書くとなんだかめちゃ繊細で細かそうですが、繊細で細かいという言葉とは一番縁遠い性格をしている僕ですので、全然細かくありませんのでご安心を。
 
 
で、やっぱり表現をするのに効果音になってしまいますが、
スー(テンションフォールの音)→トン(着底の音)
なのか
スーー→トン
で釣れるのか、という感じです。
 
明らかバカっぽい表現になってしまい非常に心苦しいのですが、ガイド中のお客様への説明も、いつも効果音と擬音なのでこういう事態を引き起こしてしまいます。
僕のブログは広い心で読んでいただけると幸いです。
 
テンションフォールについては以上です!難しく書きましたが要するに
テンションフォールは1~2秒の間で調整
こういうことです!
 
基本的には
 
時間短め→活性低め
時間長め→活性高め
 
と、考えています。しかし、活性低めだからと言って釣果が低めとは限りません!
マゴチの活性に合わせたルアーセレクトとテンションフォール時間を調整すれば釣果は活性低め時でも釣果を伸ばすことができます!
 
では、次回3回目はチョンとロッドを煽る→リールを1、2回転巻く編です!よろしくお願いします!
stagger_wide_4stagger_wide_twintail_4

船からのワイド4インチの動かし方(1)

2017-10-16 21:02:03

最近僕のマゴチ釣りの釣果を支えてくれているワイド4インチ。

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2017/10/16

今回は、船からマゴチを狙う場合の、ワイド4インチの動かし方について説明したいと思います。たぶん、長ーくなってしまうので何回かに分けましょうか・・・

基本的な動かし方はリフト&フォールです。厳密にいうとリフト&スイミング&フォールという感じでしょうか。

 

一連の動作でいうと

チョンとロッドを煽る→リールを1、2回転巻く→テンションフォール→着底

という感じです。

 

ほとんどのアタリは、着底のタイミングとほぼ同じタイミングでアタリが出ます。

この一連の動作の中で重要なのは、テンションフォール→着底、ここが非常に重要だと思っています。

後ほど解説しますが、アクションやスイミングはあくまで、このテンションフォール→着底をするための予備動作的な感じです。

 

順番が逆になりますが、まずは着底から説明します。とにかく効果音でいうとトンと着底することが重要です。

着底したのがいつかわからなかったり、着底と同時にズルズル引きずってしまうようでは釣れる確率が非常に低くなってしまいます。

 

そのトンと着底させるために重要な要素は、ジグヘッドの重さと投げる向きです。ジグヘッドは無理に軽いものを使用する必要はありません。

自分が着底を感じられる重さまで重くして全然問題ありません。

 

ちなみにジグヘッドの重さの僕的基準は

水深1~10m 20g

水深10m以上 25or30g

リフト&フォールではこんな感じの使い分けです。

 

ジグヘッドはエコギア社スイミングテンヤを使用しています。風、潮が早い場合はこれより重くする場合もあります。

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2017/10/16

次に投げる向きです。理想の向きでいえば、ルアーが潮に向かう方向つまり向かい潮になる方向で、風下側に投げることが理想です。しかし、両方が噛み合うようなことはめったにありません。

そういう時は、船が流れる方向に投げると、トンと底を感じることが多いです。

潮に船が流されているときは潮下、風で流されているときは風下に投げればいいということなのですが、なかなかそれも難しいということであれば、投げれる状況であれば、360°あちこちに投げてみてください。

この向きに投げるとトンと感じられる、感じやすいという向きが必ずあるはずです。その向きに向かって投げ続けてみましょう。

そのうちあちこち投げなくてもこっちかな?と投げる方向が分かってくるはずです。

 

マゴチ釣りは、とにかく着底が重要だと思っています。とにかく着底がトンと感じられること。これがとにかく重要です。

 

着底だけでだいぶ長くなってしまいました(笑)

 

 

次回は着底以外について書いてみます!よろしくお願いします!

stagger_wide_4stagger_wide_twintail_4

初めまして!須江一樹と申します!

2017-10-14 21:56:49

初めまして!東京湾シーバスガイドサービス「アイランドクルーズ」で船長をさせていただいております、須江一樹(スエカズキ)と申します。

 

本日よりHIDEUPスタッフブログで、海でのハイドアップ製品の釣果や、釣れた時の使い方を書かせて頂きます。

 

ガイド中や、プライベート問わず、釣果が出次第どんどん投稿させていただきますので、皆様これからどうぞよろしくお願いします!

 

まずは、今年個人的にハマりにハマっているマゴチ釣りの釣果報告から!

東京湾では1年を通して船からマゴチ釣りを楽しむことができます。今回は乗合船に乗ってスタッガーワイド4インチでマゴチを狙ってきました!

 

当日は俗にいう「良い日」だったのか、開始すぐから

hideup 須江一樹 ブログ写真 2017/10/14

61センチ!いきなり今季初の60アップです(^^)

hideup 須江一樹 ブログ写真 2017/10/14

使用ワームはスタッガーワイド4インチ #105 ダークウォーターメロン/ブルーF!これにエコギアスイミングテンヤ20gを合わせています。

hideup 須江一樹 ブログ写真 2017/10/14

ワイド4インチ#107 グリーンギル!

マゴチはカラーに非常に敏感な魚です。アタリカラーがはっきりする日もありますし、この日のように様々なカラーが当たる日もあります。

これも50アップでした!餌釣りの船のミヨシでやらせてもらう感じなのですが、エサの方より明らかにアベレージがいいです!

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2017/10/14

これも50アップで、ワイドツインテール4インチ#106 ギル!

マゴチといえば派手な色のワームという印象があるかと思いますが、当日はフグが多くて、定番のオレンジや赤系のワームは1、2投でボロボロになってしまいます(泣)

フグのハズレカラーと、マゴチのアタリカラーを探しつつカラーローテーションを繰り返します。

hideup 須江一樹 ブログ写真 2017/10/14

ワイドツインテール4インチ#111 チャート/グリーン/ゴールドF!

同じ派手系でもチャート系はフグの反応が悪い感じでした。フグバイトは、赤・オレンジの暖色系と、白、シニカケギル等の細かいラメの入ったカラーがすぐに標的になります・・・

 

アクションはすべてリフト&フォールです。ポンっと少しロッドで煽ってから、リールを2回転ほど巻いてからテンションフォール。という感じです。テンションフォール中に必ずバイトが出ます。

基本的に、このリフト&フォールを変形させて、その日のマゴチの状況に合わせていくのですが、アクションの方法は詳しくは次回以降に解説しますね(^▽^)

 

結果として、この日は9本キャッチすることができました。エサの方と同数で竿頭なので本当にうれしかったです!

 

マゴチ、ヒラメなどのフラットフィッシュ。メバル、アジなどのライトゲーム。ロックフィッシュや、もちろんシーバスなど、海の世界でも、実は日本全国でスタッガーは大活躍しています。まだまだ僕もわからないことだらけで、毎日が発見の連続です。その一つ一つの発見を皆さんにわかりやすくお伝えしたいと思っています。文才もなく最初は分かりにくいかと思いますが、これから頑張って投稿させていただきます。よろしくお願いします!

stagger_wide_4stagger_wide_twintail_4
       2017-10