日曜日 久々にミックバスクラブの若頭と久々に
アイツ を狙いに行ってきました
が!完全撃沈…
いつも行くたびに何回かチャンスはあるんですが 今釣行アタリすらありませんでした…
少し真面目に書きます
先日の同じハイドアップスタッフ 永野君の記事
全開放水時とインサイド の関係について
永野君の記事と重複したり捕捉のような形になってしまいますが
乃村の見解です
台風等で大雨が降ると、琵琶湖の流入河川から大量の水が琵琶湖に流れこみます
それに伴い 琵琶湖が溢れかえらないように琵琶湖の堰を開け閉めします それのMAXが全開放流です(120%のドンつきもありますが)
普段から水位調整してるのに 全開放流するってことは よほど多量の水が琵琶湖に流れ込んできたって事です
さて
全開放流=インサイド が釣れる理由
それは
魚がボディーウォーターの水を嫌うから
日曜日
某河川の河口で釣りをしていたんですが 普段はあまり水が流れてない河川なんですが この日はアマゾン川ばりの濁流となっておりました
いつもはコイやハス等の生命反応がたっぷりのポイントなんですが この日は生命反応皆無
試しに濁流に足を水につけると 恐ろしく水温が低い! 濁流と琵琶湖の境目では10℃ぐらい水温に差があったんではないでしょうか(計ってないので正確にはわかりませんが)
全開放流時の琵琶湖には それぐらい温度差がある水が琵琶湖全体を流れていきます
全開放流=インサイドが釣れる 最大の理由はボディーウォーターの水が嫌いでインサイドにはいるから
魚類は基本的に恒温動物です
水温が上がったり下がったりすると自ら酸素量を調整し適応していきます 調整しなければいけない状況になるのが [活性が下がる]でもあります
夏=涼しい場所 と定説がありますが いきなり涼しくなるような状況は魚類は好みません
夏+雨=釣れる と考えがちですが (雨なのに意外に釣れない…)経験された方も多いはずです
それは表水温がいきなり落ちて一時的に魚の活性が落ちるからです
恒温動物は急な温度変化に弱いんです 安定した温度を好みます
急な温度変化に体が対応できないんです 水温が突然 上がるのも 下がるのも 好みません
ただ ジワジワ適水温になるのは大好きです
なので もし、雨からの流入水関係なく全開放流するとボディーウォーターのような沖が釣れます (あまりこの条件は発生しませんが)
ちなみに、それはバスだけじゃなく ほとんどの魚類がそうです
永野君の記事の[ベイトが溜まる]に関連します
バスだけじゃなく魚類全般に目を向けるのも釣果UPに大事な事です
(永野君の記事の この時期河川からの流入水が増加すると鮎が遡上する は事実で 私の釣りをしていた河川の河口にも多量の鮎がいました ただ、私の釣りをしていた河川河口では水温が低すぎて冷水病等にかかり多量に死んでいましたが… 常に水温が安定してる河川河口ならバスの鮎捕食もありえるでしょう 私の行った河川河口にはあれだけ鮎がいるのにバスのバもありませんでした)
現状の南湖にあてはめてみると
先日の台風通過で 雨→増水→全開放流開始で 通過すぐはインサイドが好調
放流は続いてましたが数日して魚が水温に慣れてきたのか(減水=沖へ もありますが) 沖が復活の兆しを見せていました
が、先週の土曜日 再び大雨で河川からの冷たい水が流入 放流量再び増加で
それにより日曜日 それまで復活しかけた沖の釣りが沈黙
インサイドが再び釣れだしていました
沖組が沈黙のなか、ミックバスクラブ桟橋周辺では日曜日は絶好調に釣れていました 釣れていた魚体は黒くなく 明らかに新たにインサイドに入ってきた個体でしたね
そして現在 全開放流は継続中 今後南湖はどう変化していくでしょう
最近フィッシングゲートに来て下さるお客様に状況を聞かれたら必ず「今日を釣って下さい」と、言います 「昨日の釣果は無視してください」と
こうした大きな状況変化が起きた時は毎日 水の中が変化していきます [昨日釣れたパターンが今日は全く…] [昨日と同じ事やったのに今日はめちゃくちゃ釣れた♪]よくあります
こうしてパターンを追及していくのがバスフィッシングの楽しい所ですね♪
私の記事が少しでも皆様のお役にたてれば幸いです
追記
この記事は南湖についてです 南湖は全体的に浅いので放流の影響をもろに受けます 北湖のような水深があるようなフィールドは基本は一緒ですが また別ですよ!
そして私の見解です
釣りは魚相手 真実はわかりません すべて仮説です 私は自分の仮説を証明する為もありトーナメントに参戦していますし これからも参戦します♪