HIDEUP Blog 須江一樹

ワイドホグ3.3無双!オリジナル3.5も!今回はマゴチタックルについて

2023-08-12 08:56:10

常々お伝えしている気もしますが、改めてタックルについてお伝えしたいと思います。基本的にはボートシーバスタックルそのままでOKです。硬い竿やわらかい竿、細い糸太い糸と色々やりましたが、僕自身も結局ここに落ち着いております。

 

もちろんこだわれば色々こだわる部分もあるのですが、基本はボートシーバスタックルそのままで大丈夫です!そのままっていうのは

 

ロッド:7フィートMパワー程度

リール:3000番

ライン:PE1〜1.2号

リーダー:ナイロン20〜30lb

 

こんな感じです。

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2023/08/09

ワイドホグ3.3 グリパンペッパー/ブルーF この日はワイドホグ3.3がいい感じ!

 

ジグヘッドは今の所エコギアさんのスイミングテンヤオンリーです。ちなみにマゴチを釣るためにはジグヘッドワームとフリーリグ、この二つのリグしか必要ないと思っています。

 

よくワームとジグヘッドがセットになった下にトレブルフック二つついているようなルアーが各社販売されていると思います。(以下他の呼び方が思いつかないしわかりやすいと思うのでVJ系と呼びます)この手のルアーでマゴチが釣れますか?と聞かれればもちろん釣れますと答えます。ただしジグヘッドワームの方が応用範囲が広く、使い勝手の良さは間違いなくジグヘッドワームの方がいいので、ジグヘッドとワームを必ず買ってきてくださいと説明します。

 

まず、ジグヘッドワームのメリットはワームの交換が容易です。釣れるワームのカラーやタイプを探る際に手早く交換ができるので、その日その時の状況に合わせやすいです。またVJ系はフックがいっぱい付いているのでフッキングが良くバラシが少ない一方で根掛かりが多く、攻めることができるポイントもアクションも限られます。

 

hideup 須江一樹 ブログ写真 2023/08/09

オリジナル3.5 アカキン!マゴチ超定番アイテムですね!!

 

 

簡単にいうとVJ系のルアーはズル引きができません。根掛かりもしますし、根掛かりしなくても底にあるゴミ等を拾ってしまうので釣りにならないことが多いです。VJ系のルアーはリフト&フォールのみ使えるルアーですので、使用できるシチュエーションが狭いためジグヘッドワームがオススメです、という感じです。

 

フリーリグの出しどころとしては、僕は2m以下の激浅、もしくは爆風時のズル引きと15m以上の深場を攻める時に使用することが多いです。個人的にはやはりリフト&フォールアクション時のフォールの姿勢はジグヘッドワームに敵わないと思っています。しかしズル引きであればフリーリグもジグヘッドワームもアクションとしてはさほど変わりません。アクションがさほど変わらないのにあえてフリーリグを使うメリットはバラしにくさです。

 

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続いてもオリジナル3.5 アカキンでナイスサイズ!!

 

フリーリグはシンカーとフックが離れているので、ジグヘッドに比べて格段にバラシが減ります。これは大きなメリットです。また同じ重さであればジグヘッドに比べて底どりがしやすく釣りがしやすいです。結果としてシンカーの重さを軽くすることが出来るということに繋がり、さらにバラシが減ります。

 

2m以下の激浅と爆風にフリーリグを使う理由は、そもそもこの二つの状況がズル引きが有効な状況だからです。浅すぎる場所も爆風で船が流れまくってる状況もリフト&フォールでは釣りにならないシチュエーションの為、この二つの状況で使うことになります。

 

また、底どりをしやすいという点では深場での釣りをする際にもメリットがあります。ジグヘッドワームでは底どりが難しい水深でもフリーリグなら底どりができますので深場もフリーリグで攻めるメリットがあります。

 

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ワイドホグ3.3 グリパンペッパー/ブルーF劇場!ここから独壇場でした(^^;;

 

とはいえいずれの状況もかなり特殊です。基本的にはズル引きも深場もジグヘッドワームで攻めることは可能です。2mより浅い場所は14gのジグヘッド、15m以上の水深や爆風で流される状況なら40か50gのジグヘッドがあれば基本的にはどうにかなります。

 

14、20、25、30、40、50gのジグヘッドを全て揃えておけばどんな状況でも釣りになるはずですので、まずはジグヘッドを揃えてみてください。20g以上はスイミングテンヤを使用しますが、14gのスイミングテンヤがないので、同じくエコギアのイワシヘッド、もしくはマドネスジャパンのバクリーヘッドを僕は使用しています。フリーリグはジグヘッドを揃えてからで問題ありません。

 

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ワイドホグ3.3 グリパンペッパー/ブルーF 一人だけアタリが出ます^^;

 

シーバスタックルそのままで、ジグヘッドの重さのバリエーションを揃えて欲しい、あと細かいですがここだけ変えてほしいなと思うのは実はスナップです。マゴチの引き方はヘッドシェイク&捻りです。この捻りがスナップを壊します。スプリットリングと溶接リングやスイベルで接続するのが本来はいいのでしょうが、結構な頻度でジグヘッドを変える釣りだったりするので正直スプリットリングの接続はめんどくさいです(僕は)

 

加えて僕はほぼスイミングテンヤオンリーで釣りをするのですが、このスイミングテンヤが曲者でスナップを通す穴が非常に小さいんです。だから強度的に強いクロススナップを使いたくても入らないことが多くイライラします。

 

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ワイドホグ3.3 グリパンペッパー/ブルーF無双!買ってきてよかったですね!

 

ということで僕がお勧めするスナップは二つ

 

オーナー 剛力スナップ

バックラッシュ スーパースプリングワイドスナップ

 

この二つです。サイズは#1。この二つがスイミングテンヤの細いアイにもストレスなく通すことができて、さらにマゴチにも壊されません。ちなみに破断強度云々の話ではないですからね。ねじられるから破談強度未満で壊されるって感じです。

 

そもそもこの二つ、ボートシーバスでもオススメです。特にこだわりがない方はシーバスもこのスナップにすると本当にボートシーバスタックルそのままでマゴチもいけちゃいます。

 

と、今回はタックルについてお伝えしてみました!この台風で変わるのかなー?正直状況的には被害が出ない程度にぐっしゃぐっしゃに荒れて欲しかったんですが…そうでもなさそうですね。

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