HUミノー111Sスエキンキライワシでサワラ釣れてます!今井さんゲット!!
いつまでもバクバク!ってわけにいかないのがサワラという魚です。ちょっと前の、どこにでもサワラいるね!って感じからはだいぶ状況が変わってきました。
時合がはっきりしたり、いる場所というか食う場所がはっきりしたりと、「んじゃとりあえずサワラ釣ってからシーバス行きます?」なんて気軽に言える感じでは決してなく、そこそこに時間さかないと、というかサワラ狙いでやり切ります!って方が結果が伴うくらいの釣れ具合です。
そうなると手堅いルアーで狙いたくなるのが釣り人の性。個人的に最も手堅いルアーはHUミノー111Sスエキンキライワシ。いやほんとに釣れるんですよ、このカラー。
前回はタダ巻きについて伝えようとしたらキャスティングの話で終了してしまいましたので、今回はちゃんとタダ巻きについてお伝えします。
前回のブログ→HUミノー111Sスエキンキライワシ&スエピカピカイワシで船中全員キャッチ!!サワラ釣れてます!
といってもキャスティングする方向がちゃんと理解できていれば、もうあとは巻くだけです。ルアーの動きを感じながらリールのハンドルを一定にクルクル回すだけです。
このルアーの動きを感じながらっていうのが意外とキモです。ミノーのリップが水を噛んで重くなっている感じ、それに加えてミノーがブルブルと動いてる事を感じながら巻くこと。これが非常に重要です。HUミノーはただ巻きで強力な波動を生んで動いてくれるので。このミノーが動いている感じを感じやすいです。
ミノーが動いていることを感じながら巻くと何がいいかというと、まず単純に間違いなく投げた先でルアーが動いているっていう事がわかるので、無駄なキャストになりません。例えばラインが絡んでたり、ゴミがついていたり。そうなった場合にすぐ回収して次のキャストに移行する事ができます。
また、風下側にキャストする都合上、船とルアーがどんどん近づいていく関係性になる為、リールを巻いているからといって必ずルアーが動いているとは限りません。ルアーが止まったままで、船がルアーに近づいている分の糸フケをただ巻きとっているだけという場合もあります。
いやいやそんな事ぐらいわかるよ、って思うかもしれませんがガイドしててルアーの動きを感じながら巻いてる人は本当に少ないと思います。グルグルミノーが回りながら足元まできっちり巻いてきちゃったりする人多いです。
「巻くスピードはどのくらいですか?」ってよく聞かれます。僕も確かに表現する方法がないので、早く巻いたら食いましたとか、言っちゃうんですが重要なことは実は巻くスピードではなく、ルアーがどう動いているかということだと思います。
ブルブル動いているときに食ったのか、プルプルしてるときに食ったのか、バタバタしてるときに食ったのか。擬音でしか言い表せないのですが、ブルブルが釣れるミノーの動きで、それを実現するための巻きスピードが早巻きだったから、早巻きで釣れましたって言ってる感じです、実際重要なのは巻いてるときに感じてるブルブルの方です。
よく船中で一人だけよく釣れちゃうときってあると思うんですが、そういう時って巻きスピード真似してもだいたい釣れませんよね。それはタックルが違うからです。ルアーは同じもの持ってても、ロッドとリールまで同じもの持ってるってことはなかなかないと思います。タックルが違うのに巻きスピードだけ真似しても同じようにルアーが動いている訳ありません。だから巻きスピードを真似しても釣れないんです。
重要なことはルアーがどう動いているかを感じること。これはサワラ釣りに限らずですが、非常に重要なことです。
ルアーの動きを感じながら巻くことで、釣れる動き具合を見つけることができるので再現性が出ます。ブルブルが釣れたのであればもう一度ブルブルするくらいのスピードで巻けばもう一度釣れてくれるということです。また、早巻きだ遅まきだという曖昧なものではないので、その日釣れるミノーの動きを精度高く探すことができます。ちなみに風が強くなった弱くなったとか、状況変化があっても大丈夫。巻くスピードではなく、手で感じるミノーの動きで釣っているので、同じ動きになるように、ちょっと早く巻いたりちょっと遅くしたりすればいいだけだし、おそらくミノーの動きを手で感じれたら、勝手に無意識で調整してます。
ただ巻きって一言に言っても意外と奥が深いんです。
池田船長艇で今井さんがスエキンキライワシでゲット!!ちなみに今日の写真の上から2〜4枚目までは池田船長の釣果です。
段々と難しくなってまいりましたがサワラは釣れております!チャレンジ感が強くなってまいりましたので、しっかりとした準備と覚悟を持ってお越しください!笑