HU-150のシーバスソルトクランクで85/80/75センチ!
秋のコノシロパターンが脚光を浴びる東京湾のボートシーバスですが、もちろんですが秋のみでなく通年釣れる魚です(^^;;
季節ごとに釣れるパターンが異なり、基本的に「釣れる」魚でありながら、奥深さと単純な魚の大きさとかっこよさがシーバスの魅力です。秋のコノシロパターンが凄まじすぎて、みんな秋以外のシーズンのシーバスにあまり注目しなくなっちゃってるから、シーバスのことも通年ご紹介していきたいなと考えている次第です。
秋が終わって冬から春にかけての代表的なパターンは、ジギングと穴撃ちと呼ばれるストラクチャーゲームです。
普段バス釣りをされている方に穴撃ちというと、テトラの穴釣りをイメージをしてしまいますが、ボートシーバスの穴撃ちはバースなどのストラクチャーの隙間(穴)にルアーを投げ込んでシーバスを釣るパターンを穴撃ちと言います。
使うルアーの代表的なルアーはディープダイバー系のミノー(シャッド)と、ジグヘッドワームです。僕は今まで穴撃ちをする時は、基本スタッガーオリジナル3.5インチに10〜20g程度のジグヘッドをセットしたジグヘッドワームを使用していました。もちろんですがよく釣れます(^^)
ちなみに穴撃ちですが、フリップキャストと呼ばれるキャストを駆使して穴を狙います。オーバーヘッドキャストに比べて難易度の高いキャストで、専用タックルも必要となる釣りです。
そんな穴撃ちに最適なルアーが実はハイドアップにありました。HU-150です。
HU-150はクランクベイトです。以前より海のターゲットにクランクが使えるということは、ソルトクランクと称してHUスタッフの乃村さんや久次米さんが提唱し続けてきましたが、シーバスの穴撃ちにソルトクランクHU-150が有効でした。
なんと先日85センチという特大ランカーシーバスをHU-150の穴撃ちで釣り上げることが出来ました。このサイズが反応してくれるのはパターンとしてルアーとして間違いがないということ。非常に大きな自信になった一本です。
使い方の基本はストラクチャーの際にルアーを巻いてきて通すだけです。止めたりとかそういったことはせずに、本当に投げて巻くだけです。一つ注意点としては、狙っているストラクチャーの奥にルアーを投げるということです。例えば狙っている柱があるとして、その柱自体に着水させるのではなく、柱の奥に着水させてルアーが潜航した時点で柱の横を通り過ぎるように投げて欲しいです。注意点はそれだけです。
現在残念ながらソルトカラーが存在しないHU-150ですが、なぜシーバスにオススメかというと、その非常に細かい波動です。
基本的にシーバスは細かい波動のルアーを好みます。ブルブルというよりはビーと感じるほどに細かい波動です。HU-150はクランクなのに非常に細かい微波動で、シーバス好みな波動を生み出してくれます。
85センチが釣れた後に、次は80センチが釣れてくれました。東京湾はシーバスが多い海域と言われていますが、短日2本連続ランカーは中々お目にかかることは出来ません。
最後に75センチ。この辺から釣れる気しかしなくなっていました^^;
狙い方は変わりません。ストラクチャーの際を巻いてくる。それだけです。ちなみに85と80はバースの柱で75は壁で釣れました。
意外なHU-150のメリットで言うと、壊れないと言うこと。これは本当に驚きました。バス釣りと違って硬いストラクチャー周りで釣りをすることが多いシーバスの穴撃ちは、コンクリートや鉄等にルアーをぶつけることが多々あります。穴撃ちをすれば日に何個かはリップだけになって帰ってくるルアーがあるのは当たり前なのですが、この日はぶつけまくったのに一つも砕け散らなかったです。
恐らく全てが丸っこい局面のデザインが、衝撃を受け止めずに弾いてくれるからだとは思うのですが、とにかく壊れません。下手くそな僕がぶつけまくって感じたメリットです^^;
波動的にはHU-150が抜群だとは思っていますが、シーバス狙いでシステムクランク的にレンジで使い分けができたら面白いなーと考えています。また、穴撃ちだけなくオープンエリアや、シーバスだけでなく多魚種にも有効な場面があるはず!まだまだ僕も開拓中ですが東京湾ソルトクランク是非チャレンジしてみてください!
タックルデータ
ロッド:tailwalk BOATGAMER SSD C66ML
リール:tailwalk FULLRANGE 81R
ハンドル:tailwalk CARBON CUSTOM HANDLE W110R
ライン:tailwalk PEEWEE 0.8号
リーダー: VARIVAS VEP Shock Leader [Nylon] 25lb
スナップ:EVERGREEN E.Gワイドスナップ #2
ルアー:HIDEUP HU-150 ハイレモン