スコーンリグ
スコーンで1年か・・・
何の事でしょう?
『HUガールズコンテスト』が初めて開催されてから間もなく1年が経ちます。
女の子でもHIDEUPルアーでバスを釣ってもらう!
って事で始まったHUガールズコンテスト。
4月大会は圧巻の釣果だったのを思い出しました。
スコーンリグでの釣果でしたが、60cmを筆頭にプリスポーンバスがドドンと出ましたね。
投げてただゆっくり巻く。
スコーンリグはこれだけなんです。
誰でも簡単に、そして釣れるリグがスコーンリグですね。
ただ、投げて巻く動作で釣果が大きく変わってしまうのもスコーンリグの特徴です。
その日のバスがどの位置に居るのか?
表層なのか、中層なのか、ボトムなのか?
はたまたウィードの中なのか、上なのか、横なのか?
ただ巻くだけの動作で慣れて来るとこういった作業が必要になってきます。
大佐はスコーンリグが好きなので1日中平気で巻いてますが、釣った事の無い方はこの単調な作業が非常に苦になる事が多いのでは無いでしょうか?
クランクベイトみたいに巻いてブルブルも無いですし、かといって重いルアーを投げる訳でも無いので巻いてる感じもしない。
巻いていてもドコを巻いてるのかさっぱり健闘もつかず良くわからない。
こんな事は無いでしょうか?
実は大佐も最初はそうだったんです。
巻いてて本当に釣れるのか?って思って投げた記憶があります。
そして始めの頃は巻く速度も『速かった』
スコーンは早く巻くと浮き上がります。
なので真っすぐ引いてる様に思っていてもボトムから自分の所まで斜めに引いてる事が多いです。
特にボートで釣りをしている場合にその傾向は多くあります。
なので最初はゆっくり、ボトムもしくはウィードを感じるくらいの速度から初めてみたら意外と早くコツを掴みます。
ボトム(ウィード)を感じながら巻いていれば浮き上がって無い証拠。
ボトムと平行にスコーンを引いてる事になります。
だんだんその動作に慣れて来たら巻く速度を速くして行けばボトムから中層、中層から表層でスコーンを引く事が出来ます。
ロッドは『H』もしくは『MH』クラスを使用して下さい。
柔らかいロッドを使用するとウィードにスコーンが当たった時にロッドでウィードの感覚を感じにくくなります。
HもしくはMHクラスのロッドを使用しておけばウィードもしくは障害物に当たった場合に感じる事が出来ます。
固いウィードに当たった時にコツッとわかる様なロッドが最適です。
それと大事な事がもう1つ。
スコーンで使用するラインはフロロ16LB以上を使用して下さい。
大佐は20LBです。
スコーンリグでバスを釣った事のある方はわかると思いますが、バイト→フッキングに至る時、大体スコーンリグはバスの口の中にスッポリ入ってます。
つまり、スコーンはバスの口の中、口から出てるのはラインだけ。その状態でフッキングしたらどうなりますか?
バスの口でラインが擦ってラインが切れてしまいます。
なので少々の事では切れない太いラインを使用して下さい。
スコーンリグで上手にバスを獲る方法は
・巻く速度
・ロッドの堅さ
・ラインの太さ
以上3点は確実に必要です。
プリスポーンバスに強いスコーンリグ。
巨大なバスを相手に弱いタックルでは無く、強靭なタックルで挑んでください!