ソルティーペッパー
季節の進行と共に琵琶湖の水温も下がって来ましたね。
スタッフのブログやSNSにも『氷魚』(ひうお)の文字が並ぶ様になって来ました。
写真はこれからの季節のメインパターンを作るベイトの氷魚ですね。
氷魚とは稚鮎の事です。
氷魚が入って来るとバスも氷魚を追いかけ出し、また人間もそれを追う事になります。
ハイドアップには昔からこの氷魚に似たカラーがあります。
それが『ソルティーペッパー』ですね。
大佐はワイドのソルティーペッパーが大好きです。
夏のギルパターンの時にも良く効くカラーのワイドのソルティーペッパー。
夏の場合、ソルティーペッパーは元気なギルというより、傷ついたベイトやギルをイミテートして使用する事が多いです。
ソルティーペッパーは使えば使う程、釣れば釣る程ワームに傷が付き、その傷が白っぽくなり、よりベイトっぽく見えます。
まるで死にかけたギルかの様なカラーになります。
おっ?
頭の回転の速い方は気付きましたね。
そうですね。そんなカラーをわざと作ったのが「シニカケギル」です。
このソルティーペッパーのカラーチューン的存在です。
さて、季節は進んで冬を迎えればギルの活性も下がる・・・
しかし、それと対称的に活発的になるのが『氷魚』です。
写真の様に、透けて見える。まるで氷の様な魚。
そんな氷魚をイミテートするのにぴったりなカラーがソルティーペッパーです。
ワイド以外にスタッガーオリジナルにもありますし、これから多用するアラバマリグではスタッガースリムソルティーペッパー。
先日のRUSHオーナーズカップでキッカーを釣り上げたのはオスマンダソルトインソルティーペッパーです。
ソルティーペッパーという名前では無いですが、ラオラの「ボンレスシャッド」も他にあまり無いカラーで、氷魚パターンにも使用します。
ハイドアップではこのソルティーペッパーはかなり前から代表的なカラーとしてラインナップされてます。
正直、ソルティーペッパーのようなカラーをあまり使用しない、使用した事が無い!と言う方も多いと思います。
ブラック、チャートの爆発力に退けを取らないのがこのソルティーペッパーです。
特にこれからの『氷魚』を意識したパターンには欠かせないカラーです。
使えば使う程魅力が増し、味が出るのがこの『ソルティーペッパー』ですよ。
塩こしょうの季節が今年もやって来ます。