今週も西へ東へ行き来してる大佐です。
日中はホントうんざりする位暑い日が続いてますね…
冷房の効いた屋内と灼熱の屋外の気温差で身体を壊しますので皆様充分ご注意下さい!
あの時もこんな感じでした。
バスも水通しのいい所か、ウィードの影に潜んでるんだろうなぁと考えてたある年。そんな灼熱の中でも爆発的な釣果を叩き出してたのが『元祖ギル型ワーム』のスタッガーワイド4インチです。
今では当たり前の様に皆さん使って頂いてますが、7年前の当時はこんな形のワームが本当に釣れるのか?と疑問に思った程です。
当時誰が想像したでしょうか?
7.8年前と言えば丁度SNSのツイッターが流行り出した頃。
それまでは雑誌や新聞が情報の主流で、リアルタイムで情報が取れなかった時代。
スマホの普及と共に現れたのがツイッターでした。
ツイッターはリアルタイムに情報交換が出来、正に『今』の情報を不特定多数の方に一瞬で開示出来るツール。
その時に毎日毎日あり得ない位の釣果を叩き出してたのが秀雄さんであり、スタッガーワイド4インチでした。
周りが軒並みロングワームのヘビテキをカナダ藻の中に入れて行く作業を行い中々釣れないとのたうちまわってる時にツイッターを見れば秀雄さんのワイド釣果のオンパレード…
本当に?と疑う程でした。
直接ボートで秀雄さんの所まで出向き、釣れないんですけど。。。と問いかけて返って来た言葉が「そうですかぁ…?」という感じ。
しばらく秀雄さんの釣りを見て驚愕しました。
ワイドを投げて落として放置。で、ピックアップ。
ワイドを投げて落として放置。で、ピックアップ。
ワイドを投げて落として放置。で、ピックアップ。
ワイドを投げて落として放置。で、ピックアップ。
ワイドを投げて落として放置。で、ピックアップ。
ワイドを投げて落として放置。で、ピックアップ。
ワイドを投げて落として放置。で、ピックアップ。
ワイドを投げて落として放置。で、ピックアップ。
ワイドを投げて落として放置。で、ピックアップ。
ワイドを投げて落として放置。で、ピックアップ。
ワイドを投げて落として放置。で、ピックアップ。
ワイドを投げて落として放置。で、ピックアップ。
ワイドを投げて落として放置。で、ピックアップ。
本当にこれだけなんです。
キモがあるとすれば、ラインテンションを掛けない。。。
それだけです。
が、それが一番大事な事なんです。
スタッガーワイドは独特な偏平形状。
沈もうとする力と偏平部分に受ける水圧抵抗が反発しあって真っ直ぐフォールしない。次第にスパイラル状にフォールしていく…
これが、スパイラルフォールという言葉の始まりです。
この日を境に大佐自身今までに体感したことの無い真夏のデカバス釣りが始まりました。
だって簡単ですもん。ラインテンションを掛けずに投げて落として放置。で、ピックアップの繰り返しだけですから。
そしてSNSで情報を見た皆さんも半信半疑で使って頂き…連日のデカバスラッシュ…
ツイッターがスタッガーワイドで溢れる事になりました。
7年前にスタッガーワイド4インチが流行り出した頃に使ってたのがアベラバ7g。
アベラバ7g+スタッガーワイド4インチの組合せは瞬く間に広がりました。
それから7年の月日が経ち、色んなギル型ワームが販売される事になりました。
当時はアベラバでしたが、今ではスタッガーワイド専用設計のスライドフォールジグ、スライドスコーンジグもハイドアップの製品ラインナップとなり沢山の方に使用されてます。
スタッガーワイド4インチのフォールが効くのはギルが活発に動く今の季節。
特に暑い日に有効なリグです。
ギルが水面をチュパチュパしてる場所や、目視でギルがたくさんいる場所に投げてください。
ワイドを投げさえすれば、あとは勝手にワイドが仕事をしてくれます!
使用するラインはフロロ16lb。
更にベイトリールのドラグは手でラインを引っ張って出て来る位のテンションに合わせて下さい。
ワイドにバイトするバスは写真の様に丸呑みにする事が多いので。
ドラグをキツく締めてるとラインがバスの歯に擦れてラインブレイクの原因となりますので。
1匹釣るまでなかなか反応が得れず苦戦するかもしれません。しかし、1匹釣る度にコツがわかってくると思います。
コツさえ掴めば後はドンドンバスを釣るだけです!
投げる場所ですが、何も無い所より何かある所。
これ基本です。
初めは目に見えるマンメードストラクチャーや、エビ藻パッチのキワに投げて行って下さい。
それをひたすら1日中。
目に見えるエビ藻や慣れてくれば浚渫などにも投げて下さい。
繰り返す事でヒントは掴めると思います。
灼熱の夏真っ盛り。
スタッガーワイドを投げ無い選択肢はありませんよー!